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日本発売迫る新型CLS ベンツの新たな転換点

コンテンポラリーであるために

シャシーにおけるメカニズムのトピックは、このクラスでは初となる電動パワステの採用だ。電動油圧式をやめたことで燃費は向上し、電動制御になったことでアクティブパーキングアシストを設定することが可能になった。電動パワステは初めての採用にも関わらず、フィーリングは極上といって良い。

ハンドリングのキャラクターはEクラスよりスポーティに仕立てられ、その乗り味と走り味はEクラスを確実に凌ぐものがる。エアマチックDCも熟成著しい。CLSのハンドリングはメルセデスらしい豊かさと確かさの融合がみごとなので、これが定番の味付けでも良いのでは? とすら思える。

初代CLSはラグジュアリーな4ドアクーペという新ジャンルを開拓する使命を与えられて生まれ、約17万台を送り出すヒットを記録した。もともとがニッチなモデルだったにも関わらず、この成功によって2代目には再び大きな期待がかかっているのだ。

ただ、6年前と今ではラグジュアリーの価値も変化して、2代目は高い環境性能によって成立するモデルとなったところが大きく違う。時代への高い適合性を見せながら、それでもラグジュアリーな世界を失わず、むしろ色濃く表現したところが2代目の見どころで、さらにはデザインの領域で再び新時代の黎明を感じさせている。

6年前も今も、CLSは確かにDolce vitaを想わせることに変わりはないが、中身はすっかり時代の変化に適応している。メルセデス・ベンツがこのモデルを「コンテンポラリー・ラグジュアリー・サルーン(=CLS)」と呼ぶ理由もそこにある。

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