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8年ぶりのFMC、ボルボの新型XC60に初乗り。日本デビューは秋か?

さらに快適でさらにクリーンな室内空間

同様にインテリアも、縦型タッチスクリーンを中央に置く水平基調のダッシュボードを使った、XC90以降の流れに則ったデザインとされているが、ウッドなど様々な素材が設定されたトリムの入れ方などは、より遊び心を感じさせる。また、そのタッチスクリーンを使ったインフォテイメントシステム、SENSUS(センサス)の操作系がマイナーチェンジされ、使い勝手を更に向上させたのもトピックだ。

空間的には、特にリアシートの余裕が増している。後席も独立しての空調設定が可能で、且つ外気中の汚染物質や粒子を除去し、新鮮な空気を提供すると謳う“クリーンゾーン”4ゾーン クライメートシステムも室内で過ごす時間を快適なものとするのにひと役買ってくれることだろう。

ラゲッジスペースはリアシート使用時で、床下収納まで含めて505Lの容量を確保。先代の495Lよりわずかに拡大された。カーペットが敷き詰められた床面は広くフラットで使い勝手は上々だ。尚、エアサスペンション搭載車には車高を下げるローディングモードも備わる。

エンジンはお馴染み“ドライブE”パワートレインの直列4気筒2.0Lガソリンとディーゼル、そしてガソリンエンジンに電気モーターを組み合わせたT8=プラグインハイブリッドが用意される。試乗したのはガソリンの「T6 AWD」と、ディーゼルの「D5 AWD」。但し、日本で販売されるディーゼルモデルは「D4 AWD」になる予定なので、今回は「T6 AWD」の話を中心としたい。また、試乗車はすべてオプションのエアサスペンション付きだった。

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