【新常識は700km】新型「リーフ」も「bZ4X」も航続距離を爆上げ。海外勢「アイオニック5」「モデル3」と…使いやすいのはどれ？

トヨタ bZ4X

トヨタ「bZ4X」も大幅アップデートで航続距離が最大746㎞に

最初の比較対象はトヨタbZ4Xです。

BEVに詳しい方なら「bZ4Xって700kmも走れたっけ？」と思うかもしれません。しかし、新型リーフの発表とほぼ同時期に実施されたマイナーチェンジによって、「Z」グレード（FWD）の一充電走行距離は746kmと3割も伸びました。

この改良ではバッテリー総電力量を74.7kWhに増加。加えて、駆動系ユニット「eアクスル」（モーター・インバーター・トランスミッション一体構造）も刷新されています。

まさに「bZ4X 2.0」と呼ぶにふさわしいアップデートです。

Zグレード（FWD）の価格は550万円。全長約4.7mのミドルSUVながら、新型リーフとほぼ同等の車両重量を実現しており、コストパフォーマンスは非常に高いといえるでしょう。

唯一の懸念は全高が1600mm台と高めな点で、機械式駐車場を利用する人にとっては選択が難しいケースもありそうです。