パジェロ ディーゼル試乗AT仕様は英断である
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:荒川 雅臣
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:荒川 雅臣
かくいう私も、昔のディーゼルを知っている世代。同じクラスのK君という、あいうえお順で出席番号が隣の男の子がパジェロのディーゼル・モデルに乗っていた。彼とは代返を頼みあっているうちに仲良くなって、スキーによく連れて行ってもらった。ディーゼルの力強い登坂力と4WDの走破性に感心する一方で、低速トルクの薄さや、アイドル時のカラカラ音や振動といったネガティブな要素も気になった。その上、当時のディーゼル車はどれも全体にマッシブで男っぽく、体育会系ラグビー部のようなイメージだった。
あれから、十ウン年。2006年に現在のデザインとなったパジェロは、歴代パジェロのイメージを踏襲している。ディテールは丸みを帯びているものの、水平基調のデザインと踏ん張り感のあるフォルムがこのクルマの本質が本格オフロード走行にあることを訴えている。
変わらないところもあるが、特筆すべきは質感の向上が目覚しい点だ。エクステリアやインテリアの細部への気遣いは、学生時代に私が乗せてもらったパジェロとは比べようもない。当時は、質実剛健な印象の内外装が清々しく思えたが、月日を経た今、私自身のモノを見る目も少しは養われたのかもしれない。いくらパジェロがオフロード重視のヘビーデューティーモデルといっても、346万5000~459万9000円(ディーゼル搭載モデル)の価格帯のクルマを買う人たちの眼鏡に適う質感を確保しなければ、購入リストにも載せてもらえない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
米への輸入車25%追加関税、トヨタは販売価格を当面維持、フェラーリは10%引き上げへ[新聞ウォッチ]
【MotoGP】今季初優勝バニャイヤ、批判をバネにモチベーション高める「”関係者”からのコメントでやる気が出たよ」
東京から70分 千葉・富津の自然を満喫する特別な体験!? 愛犬同伴可能な宿泊棟も完備したグランピング&サウナ施設とは
スズキの「“ちょいデカ”軽トラ」がカッコいい! 5速MT×高性能4WDで走りがスゴい! 農作業だけじゃもったいない「スーパーキャリイ Xリミテッド」とは?
瀬戸内海を見渡す高台に位置! “関西屈指のリゾートエリア”淡路島に誕生する全棟プライベートサウナ付きのグランピング施設とは
スバル新「パフォーマンスセダン」登場! Sシリーズ初の2ペダル車×300馬力の高性能ターボがスゴい! 過激エアロをフル装着した「S210」販売価格が判明!?
ポルシェ子会社MHP、SDV:ソフトウェア定義製造を実演へ…ハノーバーメッセ2025
アストンマーティンの高級パフォーマンスカー「ヴァンキッシュ」のオープントップモデルが登場
三菱自、カーライフをバーチャル体験できるアプリ「MILAND」 ランエボやトライトンなど5車種登場
BMWの次世代EV「ノイエ・クラッセ」、第一弾『iX3』の試作車を生産開始
【2000馬力ランボ?】ありえねー いえ、ありえます ランボルギーニ初の電気自動車はブランド史上もっともパワフルな最大2,000馬力モデル
34年の歴史に幕! 4月1日で「車庫証明シール」廃止! クルマの「保管場所標章」なぜ無くなる? 一般ユーザーも嬉しい「おトクなメリット」も存在!
条件さえ合えば超お買い得! 高性能なのに激安。メーカーの個性があふれる中古国産EV3選
【最後まで読もう】コンパクトカーより軽自動車のほうがリーズナブルでお得!…いっぽうで、見落としがちな注意点も
【ブランド力も問題】世界初のエンジンも搭載する日産の優等生「エクストレイル」はなぜ売れないのか
【超高級ミニバン】レクサス「LM」購入者の本音。走りに意外な高評価も、価格やエンジンに不満の声
「マツダ6」はなぜ生産終了したのか? ヒットした初代アテンザから最終型までの販売台数から見えてくるその理由とは
車内温度は50℃になることも…春でも危険。子どもの熱中症事故に気をつけろ! どうしたら防げる?
ハイヒールで運転する車に小学生が巻き込まれ…運転時の“靴”で交通違反になる? 事故を回避するたった一つの対策とは
【国内ホンダ初】「アコード」がハンズオフ機能を搭載へ…ファンが「遅すぎる」と漏らす理由とは?
「アルファード」で完成した“日本的高級車”の原点のような存在。名車「マークII」はどんなクルマ?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!