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パジェロ ディーゼル試乗AT仕様は英断である

高額モデルにふさわしいインテリア

かくいう私も、昔のディーゼルを知っている世代。同じクラスのK君という、あいうえお順で出席番号が隣の男の子がパジェロのディーゼル・モデルに乗っていた。彼とは代返を頼みあっているうちに仲良くなって、スキーによく連れて行ってもらった。ディーゼルの力強い登坂力と4WDの走破性に感心する一方で、低速トルクの薄さや、アイドル時のカラカラ音や振動といったネガティブな要素も気になった。その上、当時のディーゼル車はどれも全体にマッシブで男っぽく、体育会系ラグビー部のようなイメージだった。

あれから、十ウン年。2006年に現在のデザインとなったパジェロは、歴代パジェロのイメージを踏襲している。ディテールは丸みを帯びているものの、水平基調のデザインと踏ん張り感のあるフォルムがこのクルマの本質が本格オフロード走行にあることを訴えている。

変わらないところもあるが、特筆すべきは質感の向上が目覚しい点だ。エクステリアやインテリアの細部への気遣いは、学生時代に私が乗せてもらったパジェロとは比べようもない。当時は、質実剛健な印象の内外装が清々しく思えたが、月日を経た今、私自身のモノを見る目も少しは養われたのかもしれない。いくらパジェロがオフロード重視のヘビーデューティーモデルといっても、346万5000~459万9000円(ディーゼル搭載モデル)の価格帯のクルマを買う人たちの眼鏡に適う質感を確保しなければ、購入リストにも載せてもらえない。

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