都市型SUV「レヴォーグ レイバック」が販売苦戦中…。販売店が語る低迷の理由は「スバルらしくない」からだった

スバル レヴォーグ レイバック ブラック セレクション

走りの良さや安全性に加え、荷室空間にも高い評価

前出の販売店担当者は、ユーザーからの評価について次のように話しています。 

 「レヴォーグ レイバックをご購入いただいたお客様からは、スバルならではの走りのよさや、高度運転支援システム『アイサイトX』に対して高い評価をいただいています。 

 『アイサイトX』はスバル独自の技術であり、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストなど、先進的な機能を搭載している点が魅力です。 

 また、レヴォーグ レイバックは、フォレスターと比較してボディサイズが少し小さいものの、荷室容量が広くなっているのが特徴です。 

 そのため、家族構成が変わって荷物が増えた場合や、ウィンタースポーツなどアウトドアの趣味でクルマを活用するシーンが増えた際に、より使い勝手の良いクルマとしてレヴォーグ レイバックを選ばれる方も多くいらっしゃいます。 

 その一方で、現行のラインアップではベースグレードで399万3000円の『リミテッドEX』と、424万6000円の特別仕様車『ブラック セレクション』の2グレードのみの展開となっています。 

 グレードの選択肢が限られてしまい価格差が出にくい点は、やはりお客様から懸念の声が寄せられています。 

 装備内容は充実しているものの、価格面でのバリエーションが少ないことが、多くのお客様にとって購入のハードルになっているのかもしれません」 

（次のページ）