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紳士か猛獣か、XKR-Sジャガー頂点モデル考

今日のジャガーブランドとは

ジャガーの評価に「ゆるい」という表現を使うこともあったが、今どきのジャガーは、物理的なゆるさはない。特に、XKRやXKR-Sといったスポーツカーは、ラグジュアリーさを備えるという意味での気持ち的ゆるさはあっても、走りの評価としてはあてはまらない。

今回、XKRとXKR-Sに乗っても、理論に則った計算づくで設計されていることを実感する。それでいながら、どこか動物的というか、有機的な雰囲気が漂うのがジャガーなのだ。

おとなしくドライブしているときは、“大きなネコ”のような癒しがあり、ダイナミックなドライビングをすれば、牙を剥き、プヨプヨした柔らかい肉球のイメージからシャープな牙と爪をむき出しにして地面を蹴飛ばすような、ワイルドなジャガーのイメージへと変貌する。それでも、獰猛な野生ではなく、ちゃんと調教された動物だ。

常にネコ科のしなやかな筋肉の動きをイメージさせるような、たくましくもどこかに柔らかさのある乗り味が、たとえスポーツカーであっても癒しを与えてくれる。

たとえば、ドイツのプレミアムブランドのスポーツカーに乗っていると、高級腕時計をイメージする。緻密に組み上げられた精密機械が寸分の狂いもなく動いている、というイメージだ。

一方、単に高級なだけでなく、ラグジュアリーなだけでなく、スポーティなだけでもない。独特の世界観と乗り味をもつのが、ジャガーというブランドではないだろうか。

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