ダイハツDNGA第1弾の新型タントをテスト。新発想CVTや軽量ボディが好印象だがタイヤに課題
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:望月 浩彦
タントはボディで40kg、シャシーで10kg、その他で30kgと、合計80kgも従来モデルから軽くなった。自然吸気エンジンでもふだん走りなら十分に軽快な走りを見せ、改めて軽量化は走る・曲がる・止まる、全てに効く要素で、クルマの素性を高めることを実感する。
日本初の複数回(2回)点火を行なうエンジンもDNGAで刷新された。ターボと自然吸気は排気音やフケ上がり感が違い、回すと粒が揃う印象は自然吸気だが、排気音も含めるとターボの刺激が勝る。ここ一番でアクセルを踏んだとき、高回転でエンジンが唸るのに抵抗感がないなら、新型タントは自然吸気でもかなりよく走る。ターボであれば高速だけでなく、ワインディングも走りを楽しめるだろう。
剛性も30%向上した。ボディがガッチリとヨレない…とはいえないが、少なくとも軽自動車にありがちな、ボディがヨレてコントロール性が落ちるとか、旋回中にハンドル操作のダイレクト感や手応えが曖昧になる感覚が少なく、気持ちよく走れる。ブルブルした走行振動が少なく、乗り味の質も向上している。とはいえ路面のいいサーキットでは本質が見抜けないのも事実で、一般道で確認してみたい。
トルコンATのダイレクト感や高速での伝達効率の良さを兼ね備えた、新型CVTトランスミッション(D-CVT:デュアルモードCVT)もメカオタク必見。CVT(ベルト駆動)に遊星ギアを組み合わせることで、低速での加速感、高速域での燃費や伸び感を両立しているのはみごとだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
F1パドックで注目集める角田裕毅、今季の躍動で3チームが獲得に興味。来季はレッドブル昇格狙いでRB残留か、それとも新天地?
アウディ、コンパクトSUV『Q2』に限定モデルを設定。3種のオプションパッケージを標準装備
斬新“大口顔”の「高級ミニバン」公開! 超豪華「青内装」がめちゃカッコイイ! 超静音走行も可能な「GL8」中国に登場
BYDが「ロンドンバス」 最大500kW充電に対応、2階建て電動バスを導入
ロールス・ロイス新型「カリナン シリーズII」が登場! 超高級SUVの進化したポイントを解説します
今年のモナコGPもついに開幕! ハミルトン積極策でタイヤ3セットを使い首位。角田裕毅は8番手|F1モナコGPフリー走行1回目
F1モナコFP1速報|メルセデスのハミルトンが最速。角田裕毅が8番手……レッドブル勢はソフト使わず11~12番手
バリチェロの愛息“ドゥドゥ”がスプリント制覇。ポール発進ダニエル・セラは悲運に沈む/SCB第4戦
反射神経と瞬間的な判断が求められるイモラの難しさ。互いを高め合う角田裕毅と今季のRB【中野信治のF1分析/第7戦】
F1タイGP開催を目指すセター首相がイモラを訪問。ドメニカリCEOと条件面などで基本合意か
“ながーーい”トヨタ新型「ハイエース“SLWB”」発表! 全長5.9m超えの5列仕様! スーパーロングな「10人乗りモデル」に「バスじゃん」と反響も 馬で受注開始
『アルファード/ヴェルファイア』HVもローダウン! テインが「HIGH.TECH」に適合追加
近藤真彦参戦、弱点克服、夢のCO2回収装置…今年も水素カローラ進化が止まらない【S耐富士24hレース】
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情