サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > 【自工会が緊急声明を出す事態に】業界を揺るがす「ネクスペリア問題」とは。“納期遅延”だけじゃない影響の深刻度

ここから本文です

【自工会が緊急声明を出す事態に】業界を揺るがす「ネクスペリア問題」とは。“納期遅延”だけじゃない影響の深刻度

これまでの「半導体不足」とどう違う?

コロナ禍においても、半導体不足が大きな問題となりました。しかし、前出のある業界関係者は「今回の問題はそれとは大きく性質が異なる」としたうえで、次のように続けます。

「コロナ禍における半導体不足は、いわゆる『巣ごもり需要』の拡大により、PCやゲーム機向けの半導体の需要が急拡大したことが原因でした。単価が安いわりに品質保証や信頼性といった要件の厳しい車載半導体よりも、PCやゲーム機向けのものを増産するほうが半導体メーカーにとってもメリットが大きかったわけです。

一方、今回の問題の根底にあるのは米中の対立です。

『産業のコメ』と言われる半導体は、いまや多くの国が国家戦略の中心に据えています。そのなかで、米国は同盟国に対して技術流出の阻止を求めており、オランダ政府はそれに応じたかたちです。

2025年11月11日現在、中国当局はネクスペリア製半導体のうち条件を満たす民生品について輸出を解禁しています。

ただ、米国との対立は非常に根深い問題であることから、根本的な解決は難しいと見られています」

(次のページに続く)

この記事に出てきたクルマ マイカー登録

新車価格(税込)

271 . 9万円 503 . 6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5 . 6万円 487 . 5万円

中古車を検索
日産 セレナの買取価格・査定相場を調べる

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • 2025/11/18 08:27

    違反報告

    基幹産業である自動車用半導体を他国に頼ればこのような事態になる。
    何度も半導体不足が毛ばれているが、一向に改善されない。
    政府の補助金などを増やしてでも、国内で必要な半導体は国内で生産すべきです。
    ネクスペリアはオランダに本社を置く半導体メーカーですが、現在は中国企業ウィングテックの傘下にあります。主にディスクリート半導体やパワー半導体を製造していて、自動車の電子制御ユニット(ECU)などに欠かせない部品を供給しています。
    日本としては、こうした外的リスクに左右されないよう、国内での半導体生産体制の強化が急務です。
    レガシー半導体は、あらゆる分野で使われてる。特に自動車では、車載マイコンの約70%がこの世代の半導体で構成されていて、最先端プロセスじゃ代替できない場面が多い。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン