マイチェンしたBMW 7シリーズの目玉は巨大グリルだが、意外や乗り心地が大きく改善
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:BMWジャパン 1
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一緒に試乗した8シリーズカブリオレにも触れておこう。「こんなカブリオレは乗ったことがない」というのが第一印象だ。すでに日本でも市販されている8シリーズクーペのオープン版だが、2+2パッケージのオープンは走りの剛性感や風切り音で不利なものだ。だが新型8シリーズカブリオレは、見事に私の予想を裏切ってくれた。剛性感はハードトップの8シリーズとなんら変わらず、ステアリングポストからの振動も少ない。
専用開発のソフトトップは8シリーズのエレガントなデザインにマッチする造形だからルーフを閉めても、開けても格好いい。特に閉じたスタイルはチャーミングだ。トランク容量も280Lが確保されている。
日本にはV8ターボとディーゼルエンジンが投入されるらしいが、個人的には直6のガソリンエンジンがほしい。ライバルはズバリ、「ポルシェ911 カレラ カブリオレ」だと思うが、エレガントさでは負けていない。8シリーズのカブリオレは、今年のBMWの目玉になりそうだ。
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