CX-8 25S プロアクティブ
開発プロセスが終了して完成に至ったアイテムは、定期改良のタイミングを待つことなく導入することで、すでに販売中の車両にも常に「最新モデル」としての商品力を与え続ける――これが、昨今のマツダ車に共通をする、クルマづくりの基本的なスタンス。今年になってからでもCX-3やロードスター、アテンザなどに前例が見られる、マツダが「商品改良」と称するリファインが、CX-5とCX-8というこのブランド内では比較的大柄なSUVに対して、相次いで実施された。
両モデルに共通する今回のリファインの見どころは「走る歓びの深化」というキャッチフレーズと共に行われたターボ付きガソリンエンジンの日本初導入と、コーナーターンイン時に操縦応答性を向上させる「G-ベクタリングコントロール」をベースに、コーナーターンアウト時にも効果を持たせるべく発展させた「G-ベクタリングコントロールプラス」の採用だ。
それぞれではCX-5のディーゼルモデルに6MTの設定や2017年末の発売後初のリファインとなるCX-8には、最上級グレードに2列目をベンチシート化した7人乗り仕様を設定したり、リアアンダーフロアへの制振材追加などで特に高速走行時における3列目シートの静粛性を向上させるなど「質感のさらなる深化」というテーマに沿ったメニューが導入されたことも見逃せないポイントになっている。
DS3クロスバックは個性的デザインと走り味でドイツ車にはないフランス流...
街中でもサーキットでも楽しめる30周年のマツダ ロードスター。9/7の筑...
使い勝手抜群のホンダ シャトルが国民車候補としては悩ましいワケは?
雪上でも安心して走れる三菱エクリプスクロスは4WDを積極的に選びたい
CX-8ほかに雪上試乗。マツダ車に感じる一本筋が通った走りの中身に触れた
随所にマツダ思想を反映させたCX-8は多人数乗車モデルの魅力を再定義する
カローラ好調。ルーミーが初の首位。CX-30も存在感を発揮【ボディタイプ...
編集も好印象のマツダ3 ファストバック。見た目とパワートレーンのギャ...
N-WGNは見た目よし走ってよしの隙がほとんど見当たらない国民車だった
ログインしてコメントを書く