新型メガーヌ R.S.は先代から信じられないほど乗り心地が良くなった
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:篠原 晃一
先代の2リッターの「F4R」型から1.8リッターの「M5P」型へとダウンサイジングされた直列4気筒ターボは、ルノーF1チームと共同開発を行った専用ヘッドの搭載やターボチューニングによって、最高出力は279ps(先代比+14ps)、最大トルクを390Nm(同+30Nm)へとアップした。
ただ数値的にはアップしていても、絶対的な排気量が少なくなった影響はあるようで、そのパワー感にはあまり凄みや厚みは感じられなかった。ブーストが粘り強く掛かって回転上昇と共にパワーが絞り出されているのだが、それに翻弄されるまでにはいかない。
もっともこれは、トランスミッションが6MTから6速のEDC(エフィシエント・デュアル・クラッチ)となり、シフト操作に余裕ができたことと、ボディ剛性の向上によって駆動輪が暴れなくなったことも大きな要因だろう。6MTも導入検討中とのことだが、左足ブレーキも許容するこの2ペダルスポーツは、サーキットにおいて「4コントロール」の走りと親和性が高いと思う。
総じて「メガーヌ R.S.」は、オンロードでの絶妙なスポーティネスと快適性を得て戻ってきた。今回からようやく5ドアハッチとなったことも、ファミリーユースの可能性を広げて多くの人々に夢を与えると思う。よってこの乗り味が得られるだけでもボクは“買い”だと思うのだが、やはりその真価はサーキットにあるはず。
世界中のライバルたちを打ち負かす速さ。そしてルノー・スポールが一番大切にしている“ドライビングプレジャー”がどのように発揮されているのか? サーキットでこれを確認しないことには、「メガーヌ R.S.」は語れないのである。
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