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C-HR試乗。クラス随一のシャシーの仕上がり、乗り味の良さに驚いた

C-HR試乗。クラス随一のシャシーの仕上がり、乗り味の良さに驚いた

ガソリン S-T イエロー

ゆったりならハイブリッド、元気に走るならターボ

では、乗ってみた感じはどうなのか。結論から言って、速さに大きな差はない。ハイブリッドも直噴ターボも決して驚くような速さは見せないものの、必要にして十分プラスαの動力性能を備え、街中から高速道路、ワインディングロードに至るすべてのシチュエーションでそこそこ活発な走りを見せてくれる。とはいえ、両者のパワーフィールはかなり異なる。ハイブリッドは良くも悪くもスムースであり、燃費指向の1.8Lは回せば回すほど活発になるといったドラマティックな演出は一切ないものの、モーターのアシストを受けながら淡々と速度を増していく。それに対し、ターボはエンジンの存在感がより強く、とくに積極的に踏んでいったときのリアルな“手応え”はハイブリッドを凌ぐ。ゆったりと走らせたいならハイブリッド、元気に走らせたいならターボがオススメだ。

しかし、元気に走らせるという目的に照らし合わせると、組み合わせるのがCVTというのは惜しい。また、出力的にも物足りない。たとえば180ps級のエンジンにDCTもしくは多段ATを組み合わせればハイブリッドとの差別化が明確になり、C-HRのコンセプトにもドンピシャにハマるクルマが出来上がると思うのだ。

開発陣もそのことは十分に認識しているのだが、これだけの巨大メーカーであるにもかかわらず、残念ながらいまのトヨタには適当なユニットがない。ならばせめて、海外仕様にある6速MTの導入を強く望みたい。日産が「Z」に搭載するシンクロレブコントロールと同じく、シフトダウン時の回転合わせを自動で行ってくれる6速MTであれば、1.2L直噴ターボエンジンの美味しさをさらに高密度で引き出してくれるはず。聞けばイギリス仕様にあるため、市場からの要望が多ければ右ハンドルMTは日本でもすぐに発売できるとのこと。「MTがあれば買うのになぁ」という声が一定数集まれば、日本導入の可能性は大いにある。

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