C-HR試乗。クラス随一のシャシーの仕上がり、乗り味の良さに驚いた
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:望月 浩彦
パワートレーンはプリウスと同じ1.8Lハイブリッドと、1.2L直噴ターボの2種類。C-HRを買う人は、まずどちらを選ぶかで悩まされることになる。駆動方式はハイブリッドがFFで、ターボは4WDとなるため、4WDが欲しい人は問答無用でターボとなる。一方、ハイブリッドのメリットは全高と燃費。4WDの影響でターボの全高は1565mmあるが、FFであるハイブリッドは1550mmなので、ほぼすべての立体駐車場を利用できる。都心部やマンションに住んでいる人にとってこれは大きな利点だ。カタログ燃費はハイブリッドが30.2km/Lでターボが15.4km/L。実用燃費ではここまでの差は付かないだろうが、それでもざっと計算して3万km程度走れば15万円弱という車両価格の差は埋まりそうだ。
そんなこともあり、発売1ヶ月時点での販売内訳はハイブリッドが3万7000台、ターボが1万1000台と、ハイブリッドの人気が高い。しかし、もしターボにFFモデルが追加されたら、価格や立体駐車場への対応などを含め、かなり魅力的な存在になるだろう。今後のバリエーション追加に期待したい。
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