マツダ新技術、より上質なGコントロールで快適性や安全性を向上
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
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マツダは自社がもつ本質的な技術を「スカイアクティブ・テクノロジー(SKYACTIV TECHNOLOGY)」と呼ぶ。昔から同社が理想とする「人馬一体」の挙動を実現するためのもの。これまでにスカイアクティブ・エンジン、スカイアクティブ・トランスミッション、スカイアクティブ・シャシー、スカイアクティブ・ボディという4つの柱が存在した。
そしてこの度、新たに「スカイアクティブ・ビークルダイナミクス」という5つ目の柱の存在を明らかにし、クローズドコースでその一部が盛り込まれたクルマをメディアに体験させた。
スカイアクティブ・ビークルダイナミクスとは、新しい車両運動制御技術の総称。これまではスカイアクティブ・テクノロジーが盛り込まれたエンジン、トランスミッション、シャシー、ボディのそれぞれが人馬一体を目指してきたが、スカイアクティブ・ビークルダイナミクスはそれらすべてを統合的に制御し、“全体最適”を目指す。と、事前に座学で説明を受けたもの、実際にそれがもたらす効果を体験するまで、なんのことかよくわからなかった。要するに“スカイアクティブ頭脳”、もしくは“スカイアクティブ神経”みたいな感じか。
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