5代目ステップワゴンに超速試乗、新採用「わくわくゲート」が面白い
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:中野 英幸
これまでワンボックスカーのリアゲートは上に大きく開くタイプか、半分ずつ両側に観音開きするタイプがほとんどだった。ところが、新型ステップワゴンで採用された「わくわくゲート」は、上にも開くし、一部が横にも開く。上に開く通常の大型リアゲート(メインドア)が左右2つに分割されていて、全体を閉じている場合、左側(サブドア)だけを開くことができる構造となっている。サブドアはリアゲートの半分より少し大きな、5分の3程度の面積を占める。
大きなリアゲートを開くには後方にスペースが必要だし、跳ね上げると小柄なユーザーには手が届きにくくなる。サブドアがあれば、狭いスペースでも荷物の出し入れができるだけでなく、人間の乗り降りもしやすい。ならば観音開き式にすればよいかというと、上開きには上開きの良さがあるので悩ましい。開口部を大きくできるので大きな荷物を出し入れしやすいし、アウトドアなどでクルマを“拠点”として使う場合、開けたゲートを軒として使えるので便利なのだ。
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