新型オデッセイ プライドを捨てたホンダの本気
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:小林 俊樹
というわけでこれ見よがしで、分かり易い極端個性はないものの、ミニバンらしい王道路線に戻った5代目新型オデッセイ。
ハイテク装備も充実で今や常識とも言えるぶつからない機能、「シティブレーキアクティブシステム」やバック駐車や縦列駐車をアシストする「スマートパーキングアシストシステム」も装着可。
「ここ10年ほどでお客様の生の声を丹念に拾う本来の開発姿勢」に立ち返ったそうで、具体的にはセカンドシート、サードシートの優先順位を上げ、大きな狙いとしてはラグジュアリー化し続けるラージクラスとその下のユーティリティクラスのいいとこ取り、つまりサイズ的にも質的にも実用的にもちょうど中間を狙った作りになっている。
事実マーケットを冷静に見ると10年前に100万台あった国内ミニバン市場は、全体に60万台程度になり、そのうちの9割がユーティリティ系。そこは元祖のステップワゴンに任せるはずだが、その上のオデッセイは中間を狙うのが得策なのだ。
不肖オザワ的には、不遜にも「やっとその境地に達しましたか!」と思い、去年登場の軽のN-BOXや先日出たばかりのアコードハイブリッドやフィットに見られるホンダ改革が、いよいよ全面的に行き渡ってきたのを感じた次第。
というのもマニアックな小規模メーカーならいざしらず、大メーカーが狙いすぎた個性派を作ってもしょうがない。基本は大衆のためのクルマであるはずで、中でもホンダは「妙なプライドを捨て、客が本当に欲しいモノ」を作るべきなのだ。
この辺りは結構難しいサジ加減だと思うが、とにかく"僕らのホンダ"が戻って来たのは大歓迎。これから期待のビート後継車も出ることだし、ホント、楽しみにしてまっせ~!!
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