プジョー5008、フレンチミニバンの実力とは?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:篠原 晃一
これまで307&308SWのような7人乗りのモデルを、輸入車としては早い段階から日本に導入していたプジョーだが、いわゆるミニバンを取り扱うのは、この「5008」が初めてのこととなる。実は本国では3年前にデビューしている5008だが、日本では長らく人気を保っていたシトロエンC4ピカソの販売が終了することから、その代わりに満を持して上陸することになったというわけである。
ボディサイズは全長4530mm×全幅1840mm×全高1645mmと、幅はそれなりにあるものの、車名の頭に“5”がつく割には全長はそこまで大きくはない。では室内の広さはと言えば、まず2列目は十分に快適に過ごせる場所となっている。3人分のシートはすべて独立していて、しかも同じ440mmのシート幅を確保。個別に130mmのスライドと2段階のリクライニングが可能だ。恰幅の良い人だとサイドサポートに身体がハマッてタイトに感じるかもしれないが、中央席でも落ち着いて過ごすことができるのは有り難い。
3列目はさすがに広くはなく、常時7シーターというよりは、やはり5+2と考えておいた方がよさそう。とは言っても、2列目を少し前に出せば足元の圧迫感は無くなるし、アームレストもカップホルダーも付くから、あまりに長距離でなければ案外大丈夫だろう。
目を見張ったのはシートアレンジが実用的で、扱いも容易なこと。3列目は左右個別に折り畳んでフロア下にしまうことができ、その際にヘッドレストの取り外しなどは不要だ。この状態でもパーセルシェルフの下だけで823Lという大きなスペースを確保できるが、更に2列目まで倒せば、実に2506Lの空間を生み出すことができるのである。
嬉しいのは、この時にフロアが完全なフラットになること。リアサスペンションの張り出しが小さく、凸凹や穴のほとんど無い、使い勝手の良さそうなフロアは、しかも高さも抑えられているから、大きく重い物の積み込みでも難儀しないで済むはずだ。
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