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エリーゼ S、英国流・軽量スポーツカーの“味”

軽量スポーツカーの元祖

第二次大戦の終結から数年後、コリン・チャップマンという工学部の学生が、ロンドンの片隅で戦前型の中古車の部品を使って小さなスポーツカーを生み出した。チャップマンは彼が作った2号車のレーシングモデルにロータス・マーク2の名を与えたが、それがやがてレーシングカーとスポーツカーのブランドとして名を成す、ロータスの発端だった。

ロータスはレーシングカーの分野で超一流の存在にのし上がっていく一方で、ドライビング好きの大人のための玩具ともいうべき小型で軽量なスポーツカーの名作を数多く世に出す。1950年代後半のセヴンやエリート、60年代のエランやヨーロッパなどである。

そのロータスが1995年に初代をデビューさせ、2000年に2代目にモデルチェンジしたエリーゼは、そういった小さくて軽量な50~60年代のロータス製スポーツカーの伝統を現代に甦らせたといえるモデルで、アルミフレームのミドシップにエンジンを搭載し、それをFRPボディでカバーするという、ひと昔前のレーシングカーのような構造を採っていた。そのため、ローバー製1.8リッター4気筒エンジンを積んだ最も初期の市販型では車重690kgと、現代のクルマとしては驚くほどの軽量を実現していた。

そのエリーゼが本国では2010年にフェイスリフトし、グリル周辺の顔つきが若干変わると同時に、エンジンのラインナップも変わった。まずベーシックな「エリーゼ」が同じトヨタ製の4気筒ながら1.8リッターから1.6リッターにダウンサイジングしたが、後にその上のモデルとして登場したのが、1.8リッターに排気量アップしてなおかつスーパーチャージャーで過給したエンジンを積む今回の試乗車、「エリーゼS」である。

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