河口まなぶ、MiTo買う 現代FF最高の最高峰!
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:小林 俊樹
突然だが、僕・河口まなぶの車歴を振り返ると、「イタ車」というのは極めて少ない。
この仕事を始める直前に乗っていたフィアット・リトモ・アバルト130TCと、99年にホンダS2000を買う直前にわずか3ヶ月ほど乗っていたランチア・デルタ・インテグラーレの2台がそれ。どちらも相当に濃くて熱いイタリアンだが、僕は不思議と“その道”にはハマらなかった。
以降愛車は日本車とドイツ車を繰り返す状況。日独に骨の髄まで、という感じだった。だが、そんな僕の車歴に異変が起こった。お察しの通り、僕はミトを購入したのだ!
昨年の夏にトリノにあるフィアットのテストコース、バロッコの周辺公道で試乗して、一瞬でベタ惚れしたことは以前のレポートからも判ってもらえるはず。
以降日本への上陸を首を長くして待ち望み、先日開催された試乗会において、日本の公道で試してみて再び目がハート状態に。そして強い確信とともに、ミトを愛車にすると決めたのだ。
強い確信とは、その走りをして「現代FFの最高峰!」と感じたからだ。ただしこの話、ちょっと長くなりそうなので、まずは改めてミトのプロファイルを記そう。
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