インド製の逆輸入車スズキ バレーノ試乗。ターボ&NAそれぞれの乗り味は?
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
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試乗会の折、そんな話題を統括的な立場にあるスズキのエンジニア氏に問うたところ、「軽自動車開発の手綱を緩めるようなことはありませんから」さすがに一蹴されることに。が、仮にそんな憶測に準じたプランがあったとしても、今の段階でそれをほのめかすことは、もちろんあり得るはずもない。
いずれにしても、昨年8月以降になって続々と「軽自動車以外のニューモデル」が陽の目を見ることになっているのは紛れもない事実。そうした中にあって、インドの生産子会社「マルチ・スズキ・インディア」で生産され、日本へと初めて輸入されることが話題の5ドア・ハッチバック車が、イタリア語で「閃光」という意味の名前が与えられた、ここに紹介のバレーノだ。
「開発は日本で行い、テストやチューニングは主にヨーロッパで。生産は最新設備を備えたインド工場が担当……」という、まさに世界を股にかけたこのモデルは、全体の2/3ほどはインド国内で販売される予定であるという。一方で、それは日本やヨーロッパでもセールスを展開する”グローバル・コンパクトカー”でもあるとスズキはアピールする。
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