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マクラーレン MP4-12Cスパイダーに海外試乗

圧倒的な剛性が生みだす一体感

そのスムーズな動きに感動しつつ、RHTをオープン。ルーフが収納されると、サイドウインドウやリアキャビンガラスは、一度完全に上昇。これはマクラーレンが「エアロ・ポジション」と呼ぶもので、走行中のキャビンは、このポジションであれば200km/hを超えた速度域でも快適な空間に保たれる。さらにRHTのスイッチを押し続ければ、これらのウインドウは下降し、スパイダーとしての造形が完成することになるわけだが、ウエストラインから上の重量感が消えた、MP4-12Cのスタイルは、想像以上に魅力的なものだった。

オープン化に伴って、ウエイトが約40kg増加し、乾燥重量で1376kgが新たにスペックシートに掲げられたこと。そしてエアロダイナミクスもまた微妙に変化していることを考えれば、パフォーマンスはクーペから不変であるというマクラーレンの主張は、厳密には正しくはないのかもしれないが、その差異を走りの中で感じることは実際には不可能だ。

クーペと同様にこのスパイダーでも、ドライブを始めた直後に感じるのは、CFRP製のモノコックタブ=モノセルを基本構造体に採用したことによる圧倒的な剛性感と、それが生みだす、マン・マシンの一体感だ。ともかくドライバーの操作=インプットに対しての、車体の動き=リアクションが、現在最新モデルとして存在する、さまざまスーパースポーツと比較しても圧倒的なまでに正確なのだ。それこそが、さらに625psへと強化されたパワーを、躊躇なく引きだすことができる直接の理由。ライバルに対してのアドバンテージは、相当に大きいだろうと個人的には考える。

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