マクラーレン MP4-12Cスパイダーに海外試乗
掲載 更新 carview! 文:山崎 元裕/写真:マクラーレン・オートモーティブ
掲載 更新 carview! 文:山崎 元裕/写真:マクラーレン・オートモーティブ
そのスムーズな動きに感動しつつ、RHTをオープン。ルーフが収納されると、サイドウインドウやリアキャビンガラスは、一度完全に上昇。これはマクラーレンが「エアロ・ポジション」と呼ぶもので、走行中のキャビンは、このポジションであれば200km/hを超えた速度域でも快適な空間に保たれる。さらにRHTのスイッチを押し続ければ、これらのウインドウは下降し、スパイダーとしての造形が完成することになるわけだが、ウエストラインから上の重量感が消えた、MP4-12Cのスタイルは、想像以上に魅力的なものだった。
オープン化に伴って、ウエイトが約40kg増加し、乾燥重量で1376kgが新たにスペックシートに掲げられたこと。そしてエアロダイナミクスもまた微妙に変化していることを考えれば、パフォーマンスはクーペから不変であるというマクラーレンの主張は、厳密には正しくはないのかもしれないが、その差異を走りの中で感じることは実際には不可能だ。
クーペと同様にこのスパイダーでも、ドライブを始めた直後に感じるのは、CFRP製のモノコックタブ=モノセルを基本構造体に採用したことによる圧倒的な剛性感と、それが生みだす、マン・マシンの一体感だ。ともかくドライバーの操作=インプットに対しての、車体の動き=リアクションが、現在最新モデルとして存在する、さまざまスーパースポーツと比較しても圧倒的なまでに正確なのだ。それこそが、さらに625psへと強化されたパワーを、躊躇なく引きだすことができる直接の理由。ライバルに対してのアドバンテージは、相当に大きいだろうと個人的には考える。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
フィアット、「600e」に初の特別仕様車「ホワイトパッケージ」 装備追加も価格据え置き
小椋藍、3年ぶりの地で臨むMotoGP2戦目は「異なるアプローチが必要になる」/第2戦アルゼンチンGP
トヨタ新型「クラウンエステート」登場! ラージSUVのライバル マツダ「CX-60/CX-80」や三菱「アウトランダー」との違いとは【ライバル車比較】
トヨタの新型EV『bZ3X』に採用、エアコン送風口に「超薄型レジスタ」…豊田合成が開発
電気自動車の新たな可能性を見出す痛快BEVスポーツ。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ヒョンデ・アイオニック 5 N
「BEVは雪道に強い」はホントか。ボルボの後輪駆動BEV、EX30でモーター駆動制御の所作を体感
「これがジャガー?」ポップな丸文字ロゴに昔からのファンはビックリ! 英国の伝統「ジャガー」が新たに目指すものとは?
角田裕毅、F1開幕戦初日は4番手好発進! しかしチームも平常心「バランスも特に問題ない。集中し続けていくだけ」
光岡『ファイナル ヒミコ』発表、17年の歴史に幕 中古車ベースで生産
キモチいいステーションワゴン!──新型トヨタ クラウン・エステート試乗記
10%の英ドライバーは故障につながる、ある単純な部品を一度も点検していない!?
バイクのある日常をテーマにしたイラスト展「HAVEABIKEDAY.Vol.7」がユナイテッドカフェ世田谷店で3/19~31まで開催!
【実際どうなの?】「WR-V」オーナーのガチな本音…コスパは魅力的。でもやっぱり“割り切り”が必要!
「ジムニー」の“進化”を大胆予想。軽、3ドアのシエラ、5ドアのノマドときたら…次はピックアップトラックで決まり⁉︎
やっと出た「エステート」にもマット塗装追加! “ザ・クラウン”でしか買えない特別仕様車は今夏発売
【やっと】「エステート」発売。フルフラットな広大ラゲッジで史上最もアクティブなクラウン…635万円から
欲しくても買えない…注文殺到で長納期化の「ランクル」や「ジムニー」。なぜメーカーは増産しないのか?
レクサス「LM」が前年比477%増と売れまくり。1500万円超の高額車をヒットさせるトヨタの“したたかさ”
“トランプ関税”で次期シビックがメキシコ産から米国産に?「アメリカ・ファースト」が日本車に与える影響とは
【1年半遅れ】今春登場の新型「ムーヴ」…HEVナシ、20万円値上げも“スライドドア採用”で一発大逆転へ
「やっちゃえ日産」よ再び! 余計なお世話は承知の上で、今必要なのはe-POWERだけじゃなくてこんなクルマ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!