日産の新型SUV「キックス」、北米では約320万円~。日本価格は“微増”じゃないと苦戦必至?
掲載 carview! 文:編集部/写真:日産自動車 34
掲載 carview! 文:編集部/写真:日産自動車 34
日産は8月13日(現地時間)、北米にて新型「キックス」の価格を発表した。
キックスは2016年にデビューした日産のコンパクトSUVで、南米や北米、中国などで販売される世界戦略車。海外ではガソリンモデルも販売される中、国内では日産のハイブリッドシステム「e-POWER」搭載車のみが展開されている。
今年3月に北米で公開された新型キックスは、現行モデルから大きくイメージチェンジ。ボディサイズを拡大し、「新Vモーショングリル」を大胆に配したフロントフェイスやマッシブなフェンダーラインなどを採用し、アンダーガードに特徴的なグラフィックをあしらうなど若々しくエネルギッシュな印象となっている。
インテリアも、コンパクトカー「ノート」のような先進感溢れるデザインへと一新。質感を大幅に高めた。
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今回の改良ではボディサイズがわずかながら大型化し、クラス最大のトランク容量やクラス最高の最低地上高を実現するなど、SUVとしての実用性も高められている。
<ボディサイズ>
全長×全幅×全高=4366(+76)×1800(+40)×1630mm(+25)
※FF車
北米仕様のパワートレインは、最高出力141hp、最大トルク140Nmを発生させる2.0L直列4気筒ガソリンエンジンにCVTの組み合わせのみで、e-POWERは現在のところ設定されていない。
さらに、全方位運転支援システム「セーフティシールド360」が全モデルに標準装備されるほか、歩行者検知機能付きエマージェンシーブレーキや「LDP(車線逸脱防止支援システム)」などの先進安全装備も充実する。
(次ページに続く)
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