ジャガーXJ、2L直噴ターボでダウンサイズへ
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ジャガー・ランドローバー・ジャパン
実際にハンドルを握るとどんな走り味だったのか。まずは新開発の3リッターV6スーパーチャージャーを試す。このエンジンは450Nmのトルクを発生するから、ジャガーらしい上品な走りが味わえる。しかし、自然吸気のV8とは音質が異なるので、いつもとは違ったフィーリングだ。どうしてもスーパーチャージャーの機械的な作動音が気になってしまう。こもる感じのエンジン音には慣れが必要かもしれない。
その一方で、イヴォークと同じ2リッター直4・直噴ターボは好印象だ。スーパーチャージャーよりもターボのほうが音は静かだし、排気エネルギーでタービンを回すので、効率も良い。加速するとV6とは違って音が澄み切っている。0-100km/hは7.5秒と、加速が足りないという感じはない。このターボは340Nmのトルクがあるので、XJの車体を加速させるには充分なのだ。
XJ全モデルに組み合わされる8速トルコンATの多段化ギアも小さな排気量を補っている。もちろん、ドイツのアウトバーンのような200km/hオーバーの巡航ではV6のほうが余裕があるだろう。
2リッターエンジンは軽快なハンドリングが楽しめるから、つい大きなサルーンカーであることを忘れてしまう。イギリスのカントリー路が楽しい。エコドライブを意識しないで走った燃費は12~13km/L前後。アクセルを踏みこんでも10km/Lを割り込むことはなかった。2リッター直4・直噴ターボと8速トルコンATのコンビが絶妙な走り味を提供してくれることは間違いない。
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