中国生産から2年。「オデッセイ」の現状は？ 500万円近い価格で販売難航…11月6日の改良でも値上げは必至か

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500万円近い価格で販売は難航

あるホンダの販売店担当者は、オデッセイの現在の販売状況について、次のように話します。

「正直なところオデッセイは、問い合わせ自体少なく、売れ行きが難航していると感じています。オデッセイが復活してからおよそ2年ほど経ちますが、当店では2〜3台ほどしか販売できていません。

多くのお客様が購入を懸念する理由のひとつは、やはり価格です。

オデッセイは480万400円〜と、500万円前後の高価格帯に位置しています。

ホンダのなかでも人気の高い『ステップワゴン』の価格は334万8400円〜で、利便性が高く価格も抑えられているため、『オデッセイでなくてもよい』と感じるお客様が多い印象です。

また、現行モデルのオデッセイは中国で生産されており、国産車を好むお客様からの購入の懸念も少なからず影響していると考えられます。

販売店としては、オデッセイは非常に魅力的なモデルであり、復活に対する期待感を持っていましたが、やはり高価であることが購入意欲につながっていないのが現実です」