あのヤリスの祖先「スターレット」は雨の日が危険なほど強烈なパワーが自慢の“かっとびマシン”だった
掲載 carview! 文:横田 宏近 5
掲載 carview! 文:横田 宏近 5
最新のトヨタ車は、ある意味クラスにとらわれないクルマ作りを実践している。
ベーシックカーの「ヤリス」と高級ミニバンの「アルファード/ヴェルファイア」の違いは、クルマのキャラクターや装備類が中心。安全で安心な移動を保証するという意味で本質的な違いはない。どちらも高い車両バランスの持ち主だ。
だが、1980年代はちょっぴり違った。なにしろ「いつかはクラウン」の名コピーの時代である。トヨタ車に限らず、クルマにはサイズと排気量で明確なヒエラルキーがあり、装備や走りの安心感にも明確な差があった。
例えば、当時のベーシックカー「スターレット」と高級セダンの「クラウン」は別物。同列に比較する対象ではなかったのだ。
スターレットの持ち味は、コンパクトで軽快なこと。その中で「ターボ」は、クラスレスの速さを追求した存在だった。確かに速かったが、クルマのバランスという面では今ひとつ。ドライバーに理性とテクニックが求められた。現在のトヨタでは考えられない荒削りなクルマだった。
もっともそこが魅力でもあった。ヤリスのルーツでもある、スターレットとはどういうクルマだったのか、遡ってみよう。
(次のページに続く)
>>ヤリスのご先祖「スターレット」のフォトギャラリーはここ!
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