新型ホンダ「プレリュード」は、なぜクーペでなくハッチバックに? 復活した6代目モデルが得た“なるほどなメリット”とは
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 90
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 90
開発初期段階では、ノッチバックとハッチバックの両方が検討されたそうです。しかし実用面を検証した結果、ハッチバックでいくことになったと開発者は教えてくれました。
実は、ハッチバックによって得たものは大開口部だけではありません。後席の背もたれを倒すと、車中泊ができるくらい広くフラットな床が現れ、荷物もたくさん積めるんですよね。その床のおかげでゴルフバッグ(だけでなく他の荷物)も縦積みしやすい。
2人でなら、本格キャンプだって行けるでしょう(スポーティなハッチバックでキャンプってなんかオツですね)。
よくよく考えてみると、こういった狙いや実用性の高さって「アウディTTクーペ」と同じだったりして。TTクーペも荷物の出し入れがしやすいし、後席を倒すと荷室が広いんですよね。
それにしても、無枠な仕切り線がないから外観を見る限りはハッチバックであることを判断できないデザインは実に絶妙。実車を見ても、テールゲートを開けている状態さえ見なければ「リヤウインドウガラスごと開く」なんてわかりませんから。
これも開発者に聞いたところ「ハッチバックに見せない」というのはデザインするうえでもこだわった点だそうです。
最後に、個人的に思うことをひとつ。
ホンダはこのプレリュードについて「スペシャリティスポーツハイブリッド」なんて限定せずに、ガソリン車も設定してはどうでしょうかね。
ご存じのようにシャシーは基本的に「シビックタイプR」と共通。それをうまく活用し、シビックタイプRのパワートレインを搭載して「タイプS」を送り出し、「ハイブリッドと究極のガソリンモデルが同じ価格で選べる」なんてやったら面白いと思いませんか?
ボクならガソリンモデルを選ぶ……なんて口が裂けても言えませんが(もちろんハイブリッドの走りも楽しいですよ!)。
(終わり)
(写真:ホンダ、アウディ、日産、スバル)
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