ブリヂストン新型プレイズに試乗。マイルドな操縦性と静かさで疲れにくい印象
掲載 更新 carview! 文:斎藤 聡/写真:ブリヂストン
掲載 更新 carview! 文:斎藤 聡/写真:ブリヂストン
PX‐RVはセレナ+195/65R15の組み合わせだった。PXよりも少し乗り味が引き締まっている印象がある。硬さではなくしっかり感につながるものなので、むしろ好ましい。静かさ、マイルドな乗り心地を持っていながら、ハンドルをグイッと切らずにスイスイ走ってくれる印象。ウエット路でも手応えがしっかりしており安心感が高かった。
PX‐Cはムーヴ+155/65R14の組み合わせで試乗した。タイヤのサイド剛性、トレッドのブロック剛性が高いためか、他のシリーズよりも応答が良い印象で、ハンドルを切りだすとタイヤがすぐに反応してくれる。ムーヴはかなりソフトな足回りを持っているので、80km/hくらいでレーンチェンジすると、タイヤが先に曲がっていってしまうような印象があり、タイヤサイド部の剛性の高さを感じる。が、サイド剛性が高い分クルマの安定性は高く、小さめのカーブではぐらつきやふらつきが少なく走りやすかった。
改めてPXシリーズの印象をまとめると、マイルドで静かで、それでいてハンドル修正が少なくて済む、ストレスの少ないタイヤに仕上がっていると思う。
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