大きく変わった「ホンダ フィット」、ガソリンよりハイブリッドを推す理由とは?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 176
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一 176
走りの印象もまた内外装とマッチしていて、優しさを感じさせる。車体骨格自体は3代目から流用(剛性は13%アップしている)したものだが、各部のフリクションを可能な限り減らしたサスペンションを採用することで、路面のザラつきといった小さな入力に対して鷹揚な挙動を見せる。また段差とか路面のうねりといった大きな入力に対し、抑え込むのではなく積極的に上下動することで、乗員はソフトな乗り心地だと感じるはずだ。
さらにシート(前席)の構造も変わった。よくある複数のS字バネを内部に仕込んだシートではなく、面全体で荷重(体重)を支持するシートを採用。長時間座ったわけではないので、現時点ではいわゆる疲れにくいシートかどうかまではわからないが、身体全体を均等に支えてくれるような感覚はある。
当然といえば当然だが、ハンドリングも乗り心地とリンクしていて「キビキビとした」とか「スポーティー」といった印象はなく、素直そのもの。舵角が小さい場合には遅く、大きい場合には速いバリアブルギアレシオを採用しているため、高速走行時の落ち着きのある動きと、駐車時や交差点を曲がる際の”よく切れる”動きを両立している。
動力性能はどうか。ハイブリッドと通常のガソリンエンジンの2種類が設定される点は従来通りだが、ハイブリッドシステムには、アコードとかインサイトといった上位モデルに用いられる高価な2モータータイプが採用された。モーター駆動に必要な電力をバッテリーに蓄えているのではなく、必要に応じてその都度1.5リッターエンジンで発電しているのでエンジン音は発生する。が、走行感覚はEVのようにスーッと進む。高速巡航時にはエンジンが駆動系に直接つながってエンジン駆動となる。なぜならそのほうが効率が高いから。
非ハイブリッドのほうは1.3リッター直列4気筒ガソリンエンジンを採用。CVTとの組み合わせ。こちらは従来通りの走行感覚で新鮮味はないが、不満もない。普通。予算が許すならハイブリッドをおすすめしたい。比較すれば加速力の差は歴然としているし、購入時の差額は短期で売却する場合には、ほぼそのまま下取り価格の差となるだろうし、原価を償却しきるまで長く乗るなら燃費の差で全額とは言わないまでも取り戻せる。いやむしろ長く乗る場合こそ、将来の電動車ではないクルマの残存価値が心配だ。これらを総合的に考えると、頑張って高く買ってホンダがe:HEVと呼ぶ上質なハイブリッドの走行感覚を楽しんだほうがよいと思う。
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