新型トヨタ「ハイラックス」はパワーアップ&BEV化の二刀流。三菱「トライトン」を迎え撃つ“ピックアップの王者”が次のステージへ進化
掲載 carview! 文:編集部 44
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トヨタは11月10日、グローバルで展開するピックアップトラック「ハイラックス」をフルモデルチェンジし、重要市場であるタイ・バンコクで世界初公開した。
現行モデルは、実用性の高さとフレーム構造による優れたオフロード性能、そしてタフなルックスで日本でも人気を集めてきた。今回登場した9代目ハイラックスでは、従来のディーゼル車に加えて新たにバッテリー電気自動車(BEV)モデルも設定された。
日本仕様の発売は2026年中頃が予定されている。今回は、その前に新型ハイラックスを想定ライバルである三菱「トライトン」と比較しながら紹介する。
新型ハイラックス(BEVプロトタイプ/タイ仕様)のボディサイズは、全長5320mm×全幅1855mm×全高1800mm。現行型(「Z」グレード)と比べると全長が20mm短く、その他の寸法は同一だ。
一方、トライトン(「GSR」グレード)は全長5360mm×全幅1930mm×全高1815mmと、すべての数値でハイラックスを上回る。
エクステリアでまず目を引くのは、薄型ヘッドライトによるシャープなフロントフェイスだ。グリルはボディ同色化され、より現代的な印象に。
リアだけでなくフロントにも「TOYOTA」ロゴを配し、ワイルドな存在感を強調している。
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