最新パワートレイン事情まとめ。未来の主役はどれだ?
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久
次世代パワートレインの中で、もっとも本命視されているのがバッテリーEV、要するに電気自動車だ。課題だった航続距離も、充電時間も、主にバッテリー価格の下落によって、どんどん短縮が進んでいる。そして価格も、随分と身近になってきた。量産EVの代表格であるニッサン リーフなどは、改良によってデビュー時より車両価格が下がり、航続距離は伸びているのだ。
デメリットが解消されてくれば、メリットに更に注目が集まることになる。EVは車両からは排ガスを出さないためローカルエミッションに優れ、走りはトルクフルかつスムーズ。そして静粛性も高い。これらは一度味わってしまうと、後戻りできなくなる大きな魅力と言える。
今後もEVは、航続距離を更に伸ばしてくるだろう。1回の充電で、額面で350~400km、実電費で250kmくらい走るようになれば、いよいよ文句を言う人は居なくなりそうだ。これなら毎日1時間ほどの通勤に使っている人でも、週末のうちに充電しておけば、1週間をほぼカバーできるはずだし、遠出するにしても、たとえば東京から名古屋までノンストップで行く人の方が稀だろうから、途中で1度、ティーブレイクを挟むだけで十分ということになる。
但し、こうしたメリットが広く認知されて、更に台数が増えてくると、充電インフラの数は再度、問題になってくるかもしれない。今でも週末などには充電の順番待ちに遭遇すること、少なくないのだから。
今年もこれから、新しい魅力的なEVがデビューを予定している。まずニッサン リーフの新型の登場は、すでにカウントダウンに入っている模様。そしてテスラ モデル3も、そろそろステアリングを握ることができるようになるだろう。他にも世界中のメーカーがこぞって開発を進めている状況だけに、今年から来年にかけては、かなりの斬新なモデルに出会うことができそうだ。とにかく今、一番ホットなセグメントが、このEVなのである。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
日産、英国のゼロ・エミッション義務化に「早急」な対応求める 政府目標は「時代遅れ」と批判
「柏の杜オークション」会場で「パラモトライダー体験走行会」開催! 参加者だけでなくボランティア活動にも興味を持ってもらえた1日でした
WRCラリージャパンで発生した“一般車両コース侵入事件”、FIAは「非常に深刻な問題」として調査へ。来季大会にも暗雲
サンパウロGP3位の勢いそのままに……ガスリーがラスベガス予選3番手「最後のアタックはアドレナリンが溢れたよ!」
【旧車高騰の背景を見たり?】足を運んだファンは過去最大の1万2500人! 全米最大のJDMイベント
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
現行型が今も販売好調な「フォレスター」だが、日本のユーザーが選ぶべきは…やはり新型である理由
800万円は高いか安いか!? レトロ風で最新の安全装備充実!ミツオカ創業55周年記念車「M55」発表
【3分でわかるモデル解説】なんとなくMINIがほしいけど、どれを買えばいいか迷ってしまう初心者へ
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!