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【邪魔者扱い】された電動キックボードの利用者が減少中? 都内で見かけなくなった理由と利用者の本音

【邪魔者扱い】された電動キックボードの利用者が減少中? 都内で見かけなくなった理由と利用者の本音

画像:アフロ

シェア型電動キックボードの今後はどうなる?

ある業界関係者は、電動キックボードシェアリングサービスの現状について次のように話します。

「具体的な数値は不明ですが、電動キックボードシェアリングサービスのMAU(=1か月あたりのアクティブユーザー数)は低下していると言われています。

その要因は、やはり若年層が離れつつあることにあるようです。新しいサービスがリリースされた直後は、ものめずらしさから若いユーザーを中心に利用者が増加する傾向があります。

その後、当初は様子見をしていた高年齢層がじょじょにサービスを利用しはじめ、そのサービスが定着したころには若いユーザーが離れていくという現象は、近年さまざまなサービスで見られます。

その代表的な例が『Facebook』です。アメリカの大学生向けSNSとしてはじまったFacebookですが、日本でも若いユーザーから利用者を伸ばしました。

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一方、その後は高年齢層が中心となり、現在ではアクティブユーザーの大半が50代以上とされています。

ただ、日本は少子高齢化社会であるため、全国区のサービスになるとユーザーの年齢層は自然と高齢化します。そういう意味では、電動キックボードのシェアリングサービスは次のフェーズに移行しつつあると言うこともできます」

「若者離れ」が叫ばれる電動キックボードですが、その一方で、観光地での移動の足として活躍するケースもあるなど、これまでとは違った活用方法が模索されています。

「ラストワンマイル」を実現するモビリティとして期待されている電動キックボードには、さまざまな意見があるのも事実です。ただ、良くも悪くも多くのユーザーが気にする存在となっており、その今後に注目が集まっています。

(終わり)

(写真:アフロ)

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