アテンザ選び。ガソリンか、ディーゼルか?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:菊池 貴之
最後に高速道路を試乗してみる。100km/h程度でクルーズする限りは、それほど大きな差は感じない。けれども、どんなに恵まれた交通事情であっても、ちょっとした減速や、そこからの速度回復のための加速というアクションがゼロになることはない。
ディーゼルモデルは、そんなちょっとした加速の時でも豊かなトルク感を伝えて、ドライバーに「いいモノに乗っているなぁ」という感情を抱かせてくれる。
ガソリンエンジンのカーンと突き抜けるように回る回転フィールも若々しくてスポーティであるけれど、高速道路ではなかなかそれを味わう機会も少ない。したがって、高速道路ではディーゼルのほうが上質なクルマに感じられた。
ディーゼル、ガソリンの両方に共通しているのが、6ATとのマッチングのよさだ。変速はごく滑らかで、意識していないと変速していることに気付かないほどだ。目立たない存在であるけれど、この新しい6ATもアテンザへの好印象の理由のひとつだ。
さて困った。市街地と高速道路ならディーゼル、ワインディングならガソリン。ここは、自分がクルマに何を求めるかで決まってくるのだろう。はっきり言えるのは、ディーゼルに注目が集まるアテンザであるけれど、実はそれだけではなくガソリンエンジンも、トランスミッションもハンドリングも、トータルでいいクルマに仕上がっているという点だ。
今回は比較できなかったけれど、ディーゼルの場合はここに6MTという選択肢も加わる。シフトフィールまで作り込んだという新開発の6MTは、確かに手応え抜群だから、ここでも頭を悩ませることになる。やはり、アテンザは悩ましいクルマなのだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
小椋藍、3年ぶりの地で臨むMotoGP2戦目は「異なるアプローチが必要になる」/第2戦アルゼンチンGP
トヨタの新型EV『bZ3X』に採用、エアコン送風口に「超薄型レジスタ」…豊田合成が開発
電気自動車の新たな可能性を見出す痛快BEVスポーツ。ル・ボラン編集部が選ぶ! 「EVアワード」ヒョンデ・アイオニック 5 N
「BEVは雪道に強い」はホントか。ボルボの後輪駆動BEV、EX30でモーター駆動制御の所作を体感
「これがジャガー?」ポップな丸文字ロゴに昔からのファンはビックリ! 英国の伝統「ジャガー」が新たに目指すものとは?
角田裕毅、F1開幕戦初日は4番手好発進! しかしチームも平常心「バランスも特に問題ない。集中し続けていくだけ」
光岡『ファイナル ヒミコ』発表、17年の歴史に幕 中古車ベースで生産
キモチいいステーションワゴン!──新型トヨタ クラウン・エステート試乗記
10%の英ドライバーは故障につながる、ある単純な部品を一度も点検していない!?
バイクのある日常をテーマにしたイラスト展「HAVEABIKEDAY.Vol.7」がユナイテッドカフェ世田谷店で3/19~31まで開催!
新しい「“マイナ”免許証」まもなく交付スタート! これまでにない「カード一体化」でどんなメリットがある? 「更新が楽」「ちょっと安くなる」ことも 特徴は?
ランエボ使いが[ドイツ製スポーツカー]を20年以上も相棒にした本当の理由ってなんだ?
【実際どうなの?】「WR-V」オーナーのガチな本音…コスパは魅力的。でもやっぱり“割り切り”が必要!
「ジムニー」の“進化”を大胆予想。軽、3ドアのシエラ、5ドアのノマドときたら…次はピックアップトラックで決まり⁉︎
やっと出た「エステート」にもマット塗装追加! “ザ・クラウン”でしか買えない特別仕様車は今夏発売
【やっと】「エステート」発売。フルフラットな広大ラゲッジで史上最もアクティブなクラウン…635万円から
欲しくても買えない…注文殺到で長納期化の「ランクル」や「ジムニー」。なぜメーカーは増産しないのか?
レクサス「LM」が前年比477%増と売れまくり。1500万円超の高額車をヒットさせるトヨタの“したたかさ”
“トランプ関税”で次期シビックがメキシコ産から米国産に?「アメリカ・ファースト」が日本車に与える影響とは
【1年半遅れ】今春登場の新型「ムーヴ」…HEVナシ、20万円値上げも“スライドドア採用”で一発大逆転へ
「やっちゃえ日産」よ再び! 余計なお世話は承知の上で、今必要なのはe-POWERだけじゃなくてこんなクルマ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!