サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > 試乗記 > ワケありの新型アコード、河口まなぶが試乗!

ここから本文です

ワケありの新型アコード、河口まなぶが試乗!

ベストな解答。しかし…

高級車ブランドであるアキュラのTSX、欧州市場のみで展開されるDセグメントのセダン/ワゴン、という風に考えると、目の前にあるアコードはまさにベストな解答だろう。全長4730×全幅1840×全高1440mmの3サイズと2705mmのホイールベースというプロファイルや、最高出力206ps/最大トルク23.7kg-mを発生する2.4リッター直4の搭載にも納得が行く。

例えばボディサイズは、このクラスにおける世界のお手本であるメルセデス・ベンツCクラスやBMW3シリーズを上回り、それらよりひと回り大きくなったアウディA4よりもさらに大きなボディを有する。同じセグメントで高評価を得る目的があったからだ。

それだけに新型アコードは最廉価モデルでも車両重量は1500kgに達する。これに対して2.4リッターの直4が組み合わせられており、燃費性能は10・15モードで11.8km/Lを達成する。この数値も同クラスでは悪くない。2.4リッターの排気量とi-VTECの爽快なフィーリングを考えれば、動力性能と燃費性能はバランスしている。

では実際に走らせてどうか? これに関してはさすがにDセグメントのセダン/ワゴンの中で「プレミアムな方向を目指した」というだけあり、素直にいいクルマだ、と感じる。2.4リッターのi-VTECはまさにホンダらしい爽快な吹け上がりと回転の滑らかさを提供し、実際の動力性能も不満ないレベルにある。乗り味は欧州生まれだからか段差乗り越えなどで若干カタさを感じることもあるが、高速域ではバシッと踏ん張りどこまでも直進する頼もしさがある。ハンドリングも大柄なボディを感じさせない、シュアな感覚が構築される。

高級車ブランドであるアキュラのTSX、欧州市場のみで展開されるDセグメントのセダン/ワゴンと考えればそれに相応しいクルマに仕上がっている、といえるのだ。しかし…。

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

あわせて読みたい

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン