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ワケありの新型アコード、河口まなぶが試乗!

到達したゴールと次世代のゴール

もっとも現在のような状況を迎えたことでクルマ造りは今後大きくシフトする。そう考えた時、アコードもまた次期型ではドラスティックな変更を求められる可能性もある。とするならば、新型アコードというのはその歴史において20世紀からの価値観を徹底的に追求した究極の姿、ということもできる。

マンマシン・インターフェイスの追求においてこれまで重要だったのは、ドイツ勢を筆頭とする優れたフィーリングを備えた走りの構築であり、それをいかに伝達するかということであった。そうした部分に対して、新型アコードは確実に到達しており、FFサルーンとしてはかなり高レベルな仕上がりを見せる。それはつまり、このクルマが誕生した時からテーマとしてきた「人との調和」のゴールともいえるものである。

ならば次世代に必要なのは、ゴールに到達したといえるマンマシン・インターフェイスをこれからの時代に併せてさらに磨きあげ、その上での新たなパラダイムにのっとった「調和」となるはずである。

もちろんそうした可能性を、アコードは今も垣間見せている。例えば進化したインターナビがそうであるし、追突軽減ブレーキやレーンキープアシストなどがそうだ。人と調和し、道と調和し、環境と調和する…そうした部分を今後のアコードは目指していくはずである。そんな風に未来を想えば、いまここにあるアコードはそのための基礎として実に優れたものだともいえるのである。

果たして今後、その販売がどのように推移し、ホンダ自身がどのように判断し、そしてどのような存在としていくのか?…興味は尽きない。しかし、その名が示す「調和」という意味合いは、今後の自動車において最も重要なテーマであることもまた、疑いようのない事実、でもあるのだ。

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