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【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ

1.6L×VTECで刺激度アップ、「ホンダの元気」を象徴した

燃費性能も群を抜いていた。おとなしい走りでは14km/リッター以上を叩き出すことは難しくなく、ホットな走りでも10km/リッターを割ることはほとんどなかった。

後席が極端に狭い2+2パッケージングさえ容認できれば、CR-Xはスポーツカーとしてもシティカーとしても、ハイレベルな完成度を持つファーストカーとして使えた。これは現在でも通用する時代を先取りしたキャラクターである。

1989年9月にはさらにスポーツ性能を磨いた「SiR」をラインアップに加える。これはホンダ独創のVTEC(可変バルブタイミング・リフト)機構を組み込んだ1.6L直列4気筒DOHCを積む最上位モデルで、パワー&トルクは160ps/7600rpm、15・5kg・m/7000rpmをマーク。パワーウェイト・レシオは6.06kg/psにまで改善されていた。

増強されたエンジンに伴い、タイヤは195サイズにワイド化しボディ剛性もアップ。足回りにもファインチューニングが加えられている。

SiRのカムが高回転側に切り替わる5300~8000rpmの瞬発力は刺激たっぷり。一段と澄み渡るエンジン音をBGMにしたスポーツドライビングは、レーシングカーを彷彿とさせるものだった。そのホットな性格は歴代ホンダ車のなかでも屈指の存在だ。

CR-Xは、3代目モデルでセミオープンの「デルソル」に進化し、その後消滅してしまう。かつて「ホンダの元気」を象徴したCR-X。その復活をいまこそ望みたいものである。

>>CR-Xの中古車は今いくら?

(写真:ホンダ)

(終わり)

>>歴代ホンダ CR-Xのフォトギャラリーはここからチェック!

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>>【あの頃、あいつが最強だった】1989年型日産「R32型スカイライン GT-R」栄光はまたやってくるのか?

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  • 2025/3/05 07:26

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    今は、2ドアや3ドアの潔く廉価なパーソナルカーは流行らないのかね?お安く運転が楽しめる良い時代だった。
  • 2025/3/05 07:45

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    あの頃はホンダだけでなく、皆が自由だった。だから輝けた。今は「あれもダメこれもダメ全部ダメ」で表現の不自由時代。芸人が自虐ネタで「ハゲ」と言ってもダメ。皆が暗い時代。
  • 2025/3/05 10:21

    違反報告

    持ってました、タイプR買う前に練習用として買いました。30万で、売るとき5万。ちょうど値上がる前、15年ぐらい前。子供が後ろに乗せたら、軽より狭いと不評でしたが、グラストップなんで、夜はいい感じでした。小さいので、どこまでも行ける感じで、どこまでもエンジン回せる。別に乗り心地も悪くも無く、お一人様にはちょうどいい。
    当時はMT下手だったので、車には悪かったと。今、新車で何が欲しいかと聞かれたら、サイバーと答えます。

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