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【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ

ワインディングロードでの速さは一級品

搭載するパワーユニットは、1.6L直列4気筒DOHC(ZC型130ps/14.7kg・m)と、1.5L直列4気筒SOHCのツインキャブ(D15B型105ps/13.2kg・m)の2種。

どちらも800kg台の軽量ボディには充分以上のパフォーマンスをもたらしたが、なかでもDOHCエンジンを搭載した「Si」グレードの走りは鮮烈だった。

Siのパワーウェイト・レシオは僅か6.77kg/ps。急峻(きゅうしゅん)な上りのワインディングロードでもその速さは一級品で、2.0LのDOHCターボと同等か、場所によっては置き去りにするほどのスピードをマークし、“ホンダミュージック”とも呼ばれ4000rpm以上で明確となる痛快なエンジンサウンドの助けもあって、ドライバーに超一級の楽しさをもたらしたのだ。

ハンドリングも軽快。2300mmのショートホイールベースに対し、1450×1455mmのワイドなトレッドと、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの組み合わせはまさに意のままのハンドリングを披露した。ワインディングでCR-Xに追いつくには、相当のハイパフォーマンスカーでも至難の技だった。

荒れた路面でのサスペンションの追従性、限界域でのステアリングの手応え、やや華奢なボディ剛性など、リアルスポーツとして見ると注文を付けたくなる点もなくはなかったが、限界以下での走りに不満はなく、その状態でも速さは一級品。

日常性能も素晴らしく、3速/30km/h、4速/40km/h、5速/50km/hは完全な実用ゾーンで、クラッチ特性もマイルドなため市街地でも乗りやすさは抜群だった。

(次のページに続く)

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  • 2025/3/05 07:26

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    今は、2ドアや3ドアの潔く廉価なパーソナルカーは流行らないのかね?お安く運転が楽しめる良い時代だった。
  • 2025/3/05 07:45

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    あの頃はホンダだけでなく、皆が自由だった。だから輝けた。今は「あれもダメこれもダメ全部ダメ」で表現の不自由時代。芸人が自虐ネタで「ハゲ」と言ってもダメ。皆が暗い時代。
  • 2025/3/05 10:21

    違反報告

    持ってました、タイプR買う前に練習用として買いました。30万で、売るとき5万。ちょうど値上がる前、15年ぐらい前。子供が後ろに乗せたら、軽より狭いと不評でしたが、グラストップなんで、夜はいい感じでした。小さいので、どこまでも行ける感じで、どこまでもエンジン回せる。別に乗り心地も悪くも無く、お一人様にはちょうどいい。
    当時はMT下手だったので、車には悪かったと。今、新車で何が欲しいかと聞かれたら、サイバーと答えます。

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