【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ
掲載 更新 carview! 文:横田 宏近 44
掲載 更新 carview! 文:横田 宏近 44
搭載するパワーユニットは、1.6L直列4気筒DOHC(ZC型130ps/14.7kg・m)と、1.5L直列4気筒SOHCのツインキャブ(D15B型105ps/13.2kg・m)の2種。
どちらも800kg台の軽量ボディには充分以上のパフォーマンスをもたらしたが、なかでもDOHCエンジンを搭載した「Si」グレードの走りは鮮烈だった。
Siのパワーウェイト・レシオは僅か6.77kg/ps。急峻(きゅうしゅん)な上りのワインディングロードでもその速さは一級品で、2.0LのDOHCターボと同等か、場所によっては置き去りにするほどのスピードをマークし、“ホンダミュージック”とも呼ばれ4000rpm以上で明確となる痛快なエンジンサウンドの助けもあって、ドライバーに超一級の楽しさをもたらしたのだ。
ハンドリングも軽快。2300mmのショートホイールベースに対し、1450×1455mmのワイドなトレッドと、4輪ダブルウィッシュボーン式サスペンションの組み合わせはまさに意のままのハンドリングを披露した。ワインディングでCR-Xに追いつくには、相当のハイパフォーマンスカーでも至難の技だった。
荒れた路面でのサスペンションの追従性、限界域でのステアリングの手応え、やや華奢なボディ剛性など、リアルスポーツとして見ると注文を付けたくなる点もなくはなかったが、限界以下での走りに不満はなく、その状態でも速さは一級品。
日常性能も素晴らしく、3速/30km/h、4速/40km/h、5速/50km/hは完全な実用ゾーンで、クラッチ特性もマイルドなため市街地でも乗りやすさは抜群だった。
(次のページに続く)
>>歴代ホンダ CR-Xのフォトギャラリーはここからチェック!
|あわせて読みたい|
>>【あの頃、あいつでスキーに行った】スバル「初代レガシィツーリングワゴン」は新たなライフスタイルを生んだ傑作
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
メルセデスベンツ『Gクラス』、「カブリオレ」が復活へ…プロトタイプの写真公開
ペット用カーシート専門店「TAVO Pets」、横浜に日本初出店へ…チャイルドシート基準準拠
モンキー125・DAX125・GROM用「リアブレーキ キャリパーサポート」がシフトアップから発売!
ノリスが7年目で夢をかなえチャンピオンに「僕のために犠牲を払ってくれた人々にお返しができた。それが何より誇らしい」
冬季限定ナイトバギー、光の演出と星空の中を走行…ネスタリゾート神戸で12月10日から
ダイハツ新型「軽ワゴン」どんなクルマ? めちゃ斬新“カクカク”デザイン採用! 次世代“軽自動車”はニュートラルで「心地よい」!? 新型「K-VISION」のこだわりをデザイナーに聞いた!
R35型がついにファイナル──2025年モデルのGT-Rを発表
スーパーフォーミュラ、12月10日から鈴鹿で合同テスト開催へ…入園券だけで観戦可能
日産の新型「ルークス」に注目! “クラストップ”の室内空間や「ミニバン並みの収納力」がイイ! 内外装デザイン&パワトレ異なる「2つの仕様」を乗り比べて分かった実力とは?
探さないでください! ハミルトン、冬休み中は携帯電話をゴミ箱へ「誰とも連絡を取るつもりはない」
ミツビシの3列SUV『デスティネーター』が出だし好調。アワード受賞も追い風に世界展開へ
そういえば「丸」と「四角」があるけどなぜ? トンネルの断面形状はどう決まる
【まさかのアマゾンで買えるミク仕様】ダイハツ「ミクキャンバス2」登場! 約25万円で“さりげなく初音ミクを推せる軽”に変身する特別パッケージ
【日産の逆襲が本格化】新型「エルグランド」の中身がついに判明。美意識デザイン×e-POWER×プロパイロットで「アルファード」包囲網が整った
これは「N-BOX」越えちゃったかも。日産新型「ルークス」が子育て卒業層に提案する“軽でも高品質”という選択肢
スズキの小型SUV「eビターラ」発売まで約2ヶ月。現在の受注状況は? 補助金厚めで都市部を中心にジワジワ人気拡大中
【ミニプリウスにキャラ変】装備充実の新型「アクア」。最強ライバル「ヤリスハイブリッド」と何が違う?
【コメント欄で激論】「初代コペンを彷彿」「300万円は超える」「市販化に期待」…「K-OPEN」実車公開の記事が話題
レクサス版「GR86」構想は本当にあるのか? 棚上げ状態から再始動の声が聞こえてきた背景
【いまさら聞けない】認定中古車のメリット・デメリット。購入者が主張する“意外な盲点”とは…どんな人に向いている?
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!