【あの頃、あいつは峠で神となった】2代目「CR-X」 “ホンダの元気”を象徴したコンパクトホットハッチ
掲載 更新 carview! 文:横田 宏近 44
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1980年代後半、日本車は刺激的な走りの世界を追求する。中でもホンダのクルマ作りは特に刺激的だった。よく回るエンジンと軽量ボディ、そしてFFレイアウトが織りなすスポーティなフィーリングは魅力たっぷり。
そんな中、1987年に登場した2代目の「CR-X」は、当時のクルマ好きを大いに刺激した。
2代目CR-Xは、ホンダのスポーツカーの歴史の中でも重要な存在だ。見ただけで走りのよさが伝わるような存在感で、1987年9月にデビューした2代目CR-Xは、まさに全身で走りを主張していた。
全長わずか3755mmのコンパクトなボディの四隅にぐっと踏ん張った4本のタイヤ、あくまで低くシャープなクーペフォルム、Cd値0.295の徹底したエアロ処理……いっさいの贅肉を排したCR-Xには、ストイックなまでの走りへのこだわりが凝縮されていた。
スタイリングにイタリアの名門カロッツェリア「ピニンファリーナ」が関与しているという噂があるが、確かにその造型の完成度は群を抜いている。
ハイデッキ処理のリアエンドにエクストラウインドウを組み込んだり、ルーフ全体をサンルーム風に仕上げたグラストップ仕様の設定など、ホンダならではの「遊びゴコロ」に溢れていたのもうれしいポイントだった。
(次のページに続く)
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