997型・最終モデル登場 直噴×ツインクラッチ!
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:ポルシェジャパン
ポルシェは急速な勢いで利益を稼ぎ成長している。しかし、収益の多くをもたらしているのがSUVのカイエンであることはあまり知られていない。VWとコラボして開発したカイエンは、アメリカの高級SUVブームの波にまんまと乗ることができた。これより早くても遅くても商機を逸したかもしれない。僅か10万台にも満たない自動車メーカーでも、500万台以上の規模のVWの筆頭株主になるほどの利益を上げている。まさにカイエンさまさまではないだろうか。しかし、大型SUVのブームは原油高のあおりを受けて失速しそうな気配もある。とくにアメリカでは大型SUVのピークは去ったと言われているのだ。
そうなるとカイエンだけで支えてきた収益が危うくなる。そこでポルシェはコンパクトなカイエンを開発することを考えている。いや、つい最近アウディが発表したQ5というコンパクトSUVこそ、ポルシェの兄弟車が存在すると言われている。カイエンとトゥアレグのようにアウディQ5とポルシェのXXモデル。XXは噂では「ロクスター」とも言われているが、真相は定かではない。
ちょっとコンパクトなSUVにはガソリンエンジンよりもディーゼルが似合う。もしかしたらアウディのディーゼルと7速DSGをセットでポルシェブランドに持ち込むかもしれないのだ。
カイエンよりコンパクトなポルシェのSUVは大ヒットするだろう。しかし、もっと収益を上げるなら2千万円の高級サルーンの世界もビジネスとしては面白い。そこに充てるのがパラメーラ。4ドアクーペでトランスアクスル方式のFR。むかしのポルシェ928の再来のようだ。エンジンは初めはV6とV8が乗るが、カイエンのV8は天地が高いので乗らない。つまり上下にコンパクトなV8が開発されているようだ。このパラメーラは来年には市販化される。そして、2010年ごろにはV10を積んだパラメーラがデビューするだろう。ベントレーやメルセデスを相手にするポルシェの高級サルーンがやってくるのだ。環境の時代に高性能を売りにするポルシェが生きていくのは大変だろう。しかし、技術オリエンテッドなポルシェなら、様々な独創的なアイディアで厳しい時代を生き抜いていくことだろう。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
スバルが新型「最上級SUV」発表! 約900万円のタフ仕様に衝撃! オシャブルー「新ガイザー」に称賛の声も! 新「アウトバック」伊に登場
待望のマルク・マルケス選手のNEWグラフィック! SHOEIが「GT-Air3」に「MM93 COLLECTION GRIP」の追加を発表
スバルはブース全体で4Rを意識して環境に配慮、電気はバイオマス…人とくるまのテクノロジー展2024
2024年カンヌ国際映画祭でBMWがナオミ キャンベルとコラボしたショーカー「BMW XM ミスティーク アリュール」
ホンダ『N』の魅力大研究 ~人気シリーズ全車解説&ライバル比較~
東京の謎の並行道路「五日市街道」「井ノ頭通り」どう違うの!? どちらが使いやすい? 至近距離に2本も道路がある「歴史的理由」とは
ランボルギーニの新型スーパーカー、V8ツインターボ+3モーターで900馬力超え…『ウラカン』後継
ジャパンモビリティショー2024はビジネスイベントに…10月に幕張メッセでの開催が決定
運転士不足の特効薬として大型のバスやトラックにもAT限定免許を導入! でも大型車はまだまだMTだらけという現状
1.6Lターボ搭載のレクサス「小さな高級車」実車展示! 黄色アクセントのスポーティ仕様「LBX MORIZO RR」 どんな特徴?
[おすすめ工具] 輸入工具に強いワールドインポートツールズ横浜で見つけた、ガレージに常備したい工具×7選
限定341台! ドゥカティがアイルトン・セナに敬意を表した「モンスター・セナ」を発売
【199万円!】大人気プチバン「シエンタ」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
近藤真彦参戦、弱点克服、夢のCO2回収装置…今年も水素カローラ進化が止まらない【S耐富士24hレース】
スズキ ハスラーに新スタイル「タフワイルド」登場! 通常モデルもアップデート&価格上昇も
PHEVで高性能なランボSUVの本命「ウルスSE」は3150万円。電動パワー+新デザインでお買い得
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!