「クロスビー」が“かわいいSUV”を卒業。新デザイン×燃費向上で売れ筋トヨタ「ライズ」に真っ向勝負。5ナンバーSUVの実力を比較！

クロスビー

7インチメーターやレザー調内装など、見た目も触り心地も進化

今回のマイナーチェンジでは、その反省を踏まえ、デザインを中心に大幅な改良が行われました。

クロスビーの象徴である丸目ヘッドライトは継承しながら、ボンネットやフロントフェンダーの形状をよりスクエアに変更。これにより、従来の“かわいさ”に加えて「力強さ」「タフさ」が感じられるデザインへと進化しています。

マイナーチェンジで外板パネルまで手を入れるのは珍しく、メーカーの本気度が伝わる内容です。

インテリアも質感が向上。レザー調パーツを新採用し、シート素材も編物から織物へ変更。形状こそ同じですが、座り心地が改善されています。

さらに、スズキとして国内初となる7インチメーターディスプレイを全車標準装備しました。

パワートレインも刷新され、「スイフト」や「ソリオ」と同じ直列3気筒1.2L自然吸気エンジン＋CVTを採用。もちろんマイルドハイブリッドも搭載し、WLTCモード燃費は22.8km/L（従来比＋約25%）と、大幅な効率向上を実現しています。