ホンダ CR-Vが帰ってくる。まずは好調を裏付ける完成度を確認
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:本田技研工業株式会社
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:本田技研工業株式会社
走りの第一印象は、とても静かだというもの。特に足元からの音がとてもよく抑えられている。聞けば、ドアまわりのシーリングは相当入念に行なわれたという。
ライドコンフォートも上々と言っていい。サスペンションは柔らかく動き、それでいてきちんと減衰力を発生させて、揺り返しなどをしっかりと抑える。大きく煽られるような場面でも、スッと姿勢を安定させるしなやかさ、悪くない。
快適なだけでなく、フットワークも心地よいものに仕上がっている。手応えの良いステアリングは直進時の据わり感が良く、それでいて切り込んでいけば間髪入れずにレスポンスして、たおやかにクルマの向きを変えていくことができる。走りを楽しむ場面ではもちろん、狭いワインディングロードで対向車とすれ違うような時にも、ぴたりと望んだところにクルマを導くことができるのが心地良い。
1.5Lターボエンジンは回せば十分にパワフルで、従来の2.4L自然吸気ユニットの代わりを十分に果たせそうだが、実用域ではちょっと物足りなさも感じた。軽い上り勾配などでは、相当アクセルを踏み込まないと加速していってくれないし、その時のエンジンのうなるような音もあまり心地良くない。これはエンジンというより、CVTとのマッチングのせいだろうか。ラバーバンド的というほど回転先行ではないが、もう少し右足との直結感が欲しい。
実は欧州向けのMT仕様も試したのだが、こちらは最高出力が173psに、最大トルクも220Nmに抑えられるにも関わらず、加速とエンジンの回転上昇、そしてサウンドがリンクしていて、しかもダイレクト感も強いから、アクセルを踏み込むにしても、むしろ心地よくその気になれた。MTを入れるべきだ…とは敢えて言わないけれど、CVTにはまだやれることがありそうだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
つくづく「クルマはコミュニケーションツールだな」という話
「格安観光地」に成り下がった日本! 観光公害の深刻化で「宿泊税」検討も、もはや混雑“ディズニーランド並み”の現実
BMWの4ドアクーペEV『i4』、改良新型は表情変化
マツダ 新型EV2車種を北京モーターショー2024で初公開 今年度中に市場投入も 「EZ-6」/「アラタ」
トヨタEVの新型車「bZ3C」/「bZ3X」 北京モーターショー2024で世界初公開 知能化/電動化/多様化
”日本とちょっと異なる動き” ホンダ「e:NP2」/「e:NS2」 北京モーターショー2024でEV発表
邪道とされた4シーターモデルが人気爆発!! ロータスに異端児「エラン+2」って知っている?
まわりを巻き込む可能性もあるからヤメてくれ! 元教習所教官が語る「よく見かける」危険運転3つ
日産、バイドゥと協業 生成AIを用いた新機能を共同開発
MotoGP、来シーズンからロゴを刷新へ。11月に新バージョンをお披露目予定
RAYS FAN MEETING2024は圧巻の800台エントリー! 新製品も続々と注目のホイールデザインを初展示
ランドローバー、レンジローバー2025モデルの概要を発表
史上最強のディフェンダー“オクタ”まもなく登場。V8搭載で2000万円級も初回220台は即完売か
ホンダが斬新デザインの電動SUV「e:NP2」を中国で発売。足元揺らぐBEV市場に不安も…
WR-Vには負けられん! 「ヴェゼル」が新顔「ハント」を加えて色々テコ入れ、格の違い目指す
【1年以内に発売予定!】トヨタ新BEV「bZ3C」&「bZ3X」を中国で世界初公開
マツダが後輪駆動スポーティセダン「EZ-6」を中国で発表! 新型「CX-5」を匂わすSUVコンセプトも
伝説の「パジェロ」に続き「パジェロミニ」も開発中か。三菱が“令和のRV軍団”復活へ
【こりゃ驚いた!】欧州三菱コンパクトSUV「ASX」がマイナーチェンジで顔一新!
【同じに見える人集合】新型ミニはどこが変わった? 新旧の違いを写真でチェック!
200万円台前半でも走りはシビック級。コスパの鬼「WR-V」の秘密はホイールベースにあった