ホンダCR-V発売。世界で売れるベストセラーSUVはやや高級志向で登場
掲載 更新 carview! 写真:本田技研工業 、小林 俊樹
掲載 更新 carview! 写真:本田技研工業 、小林 俊樹
8月30日、ホンダは「CR-V」(第5世代目)の詳細を発表しました。ガソリンモデルが翌8月31日(金曜日)、ハイブリッドモデルは11月1日(木)に発売となります。
注目の価格は1.5L直噴ターボが323万280円~403万560円、ハイブリッドは50~60万円高の378万4320円から436万1040円となっていて、国産ミドルクラスSUVではプレミアム指向なモデルとなっています。以下、気になる点を見ていきましょう。
「シビック」から採用が始まった新世代プラットフォームに載るパワーソースは2種類。2.0Lガソリンエンジンにモーターを組み合わせ、クラストップの燃費=25.8km/L(FF)と3.0L並のトルクを発生するハイブリッドは、EVドライブモードやクラッチを直結するエンジンドライブモードも選択可能。さらにホンダのハイブリッドで初めてフルタイム4WDも設定されました。
一方、1.5Lガソリン直噴ターボは、VTECや大柄なボディに合わせた専用のターボを採用し、2.4L並のトルクを実現。トランスミッションはCVTが組み合わされ、燃費は15.8km/Lとなっています。
新型CR-Vは初の3列シート仕様車も設定(ガソリンモデルのみ)。ホイールベースやトレッドを広げ、燃料タンク形状を工夫するなど空間効率を高めて3列シート仕様も可能にしたとのこと。2列仕様は後席にダイブダウン機構が、3列仕様は2列目シートにタンブル機構が備わります。
ちなみに新型CR-Vのボディサイズ(FF車)は全長4605(+70)×全幅1855(+35)×全高1680(-5)mm、ホイールベースは2660(+40)mmで、ライバルの国産ミドルクラスSUV勢である「CX-5」「エクストレイル」「フォレスター」などと似たようなサイズ感。また、最低地上高を40mmアップするなど走破性にも配慮しています。(※カッコ内は先代モデル比)
一方、価格はライバルモデルより高めのレンジとなっています。特徴的なフルLEDのヘッドライト、ミリ波と単眼カメラを組み合わせたホンダセンシング、メモリー付運転席8ウェイパワーシートや同4ウェイ電動ランバーサポート、加速時のサウンドを演出するアクティブサウンドコントロール(ハイブリッド)、質感を高めたインテリア、ハンズフリー機能付電動テールゲート(グレードによる)などで差別化を図っています。今回、遅れて発売される日本と欧州仕様では、欧州各地で鍛え上げたというダイナミック性能も自慢とのこと。
新型CR-Vは2016年にSUV販売世界N0.1を記録するなど、世界的に好調を維持するホンダの大黒柱的なSUV。日本では2年ぶりの復活となりますが、プレミアム寄りのポジショニングも含め、市場の反応に注目です。
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