【ちょっと待った!】「ガソリン高騰でハイブリッドがお得」は間違い。元が取れない理由とそれぞれのメリットを解説
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 96
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物価や人件費の高騰、円安による原油輸入コストの増加、さらには補助金の縮小などの理由によって、ガソリン価格が高止まりしています。
そこで改めて注目されているのが、燃費性能に優れるハイブリッド車(HEV)です。
HEVは、メーカーによって多少構造に違いがあるものの、基本的には「電気の力で内燃機関(エンジン)をアシストする」という仕組みです。
現在では多くのメーカーがHEVをラインナップしており、日刊自動車新聞の報道によると、国内乗用車の販売のおよそ5割(2023年度)をHEVが占めるほどになっているそうです。
一方、HEVは同クラスのガソリン車と比べて割高であることが一般的です。そのため、ガソリン代の節約になることを期待してHEVを選んだものの、クルマの利用方法によっては「損」となる可能性もあります。
では、どの程度の走行距離ならHEVのほうがお得となるのでしょうか?
今回は、人気のミドルクラスSUVであるトヨタ「カローラクロス」のHEVとガソリン車を例にシミュレーションしてみたいと思います。
(次のページに続く)
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