日産が次世代「プロパイロット」を発表。27年にはAIによる熟練ドライバー級の運転や、カメラを超える遠方の認識が可能に

次世代プロパイロットテスト車両

次世代「プロパイロット」発表、2027年度に国内投入へ

日産自動車は9月22日、次世代運転支援技術「ProPILOT（プロパイロット）」を発表し、東京・銀座にて電気自動車「アリア」をベースとした開発試作車のデモンストレーションを実施した。

この新しいプロパイロットは、英Wayve（ウェイブ）社のAIドライビング技術「Wayve AI Driver（ウェイブ AI ドライバー）」と、レーザー光による高精度3D測定を可能とする次世代LiDAR（ライダー）を組み合わせ、安全性を重視した高度な走行支援を実現するシステムである。日本市場への投入予定は2027年度。

公開された試作車はアリアをベースに、カメラ11台、レーダーセンサー5基、次世代ライダー1基を搭載。それぞれのセンサー位置が外装に明示され、AI活用の象徴として披露された。

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