改良版CX-5ディーゼルに好印象。CX-8と同じエンジン搭載でどう変わった?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
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マツダCX-5がマイナーチェンジした。見た目は変わらず。低負荷時、4気筒のうち2気筒を休止して燃費を向上させる技術が2.5リッターガソリンエンジンに盛り込まれたほか、2.2リッターディーゼルエンジンは上位モデルのCX-8と同じ最大トルク450Nmを発揮するバージョンに切り替わった。都市高速と一般道で試乗した印象をご報告。
「スカイアクティブD」ことマツダのクリーンディーゼルエンジンは、同社の技術のハイライトであり、ロータリーに代わる看板技術としてイメージをブーストしている。その結果、販売におけるディーゼルエンジン車の比率が高まりすぎ、ガソリンエンジン車が思うように売れないという贅沢な悩みを抱えている。現行CX-5でいうと7割がディーゼル、3割がガソリンという。マツダとしては半々が理想だそうだ。
そこで、ガソリンエンジンの魅力を増すべく盛り込んだのが気筒休止技術。低負荷時に外側の2気筒の吸排気バルブを閉じて機能させず、擬似的に1.25リッター2気筒エンジンのような動きをさせる。そのほうがスロットルを大きく開くことができるため、ポンピングロスを減らせるし、エンジン自体の放熱も小さくできるので、効率が上がるのだ。
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