市販車ニュル最速タイムを記録した「ウラカン・ペルフォルマンテ」の実力
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ランボルギーニ・ジャパン
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ランボルギーニ・ジャパン
リアのエンジンフードに仕込まれたALAは、さらに複雑な作動をする。フード下には4本のダクトがあり、内側の2本はエンジンルームの換気と冷却のために常に開いているが、外側の2本は電子作動フラップで開閉し、リアウィング内のチャンネルに連結している。
ALAがオフのときにはリアのフラップも閉じて、ペルフォルマンテ専用のウィングがノーマルのウラカンクーペの750%増という強烈なダウンフォースを発生、コーナリングおよびブレーキング時のリアのスタビリティを大幅に高める。
一方、加速時にはALAがオンになってリアのフラップが開き、ウィングのインナーチャンネルに空気が流入、それがウィング下に導かれて空気抵抗を削減し、高速での加速とトップスピードの上昇をアシストする、という具合いである。
さらに、リアウィング内側のチャンネルは左右に分かれていて、高速コーナリング時にはクルマが曲がる方向に応じてALAの設定を左右で切り替える。そうすることによって、コーナリングする内側のホイールにダウンフォースを与え、リアの安定とトラクションの増加を図るのだが、これをランボルギーニは「エアロベクタリング」と呼ぶ。
それらフラップやダクトの切り替えはすべて、ランボルギーニ・ピアッタフォルマ・イネルツィアーレ=LPIと呼ばれる電子制御機構が状況に応じて自動的にコントロールするので、ドライバーがスイッチングする必要はまったくない。
なお、これらALA関連のメカニズムについては、ランボルギーニがすでに特許を取得しているという。
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