【そろそろフルモデルチェンジの噂も?】まだまだ現行も侮れない。熟成進む6年目のトヨタ「ハリアー」に改めて乗ってわかった“定番の強さ”
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 94
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 94
走りの味付けは、トヨタの“乗用車の王道”。重すぎず軽すぎず、誰もが落ち着いて長く乗っていられる乗り味です。
パワートレインは2.5Lガソリンエンジンのハイブリッドにリアモーターを組み合わせたE-Four(同グレードに2WDの設定もあり)。発進〜巡航〜追い越しまで、アクセル開度に応じた自然な加減速を見せ、必要十分の加速力を備えます。
乗り心地や静粛性は、より上級の「クラウン エステート」などと比べれば不利に感じる瞬間もゼロではありませんが、単体で見れば不満は出にくい完成度。クーペSUVらしいスタイルと実用のバランスがよく取れています。
先進運転支援(ADAS)も一通り備わります。
レーダークルーズコントロール(ACC)は、スポーツモードにすると追従のメリハリが増し、好みが合う方もいるでしょう。ウインカー連動のレーンチェンジアシストまでは備わりませんが、そのあたりは次期モデルでの進化に期待したいところです。
試乗車の車両本体価格は541万900円。PHEVを除けばハリアーとしては高価格帯ですが、2.0Lガソリンエンジンを積むベースの「G」は371万300円(FF)から。
Gにも(駐車支援を除く)トヨタセーフティセンスが搭載されます。“全部入り”の満足度か、“素の良さ”を楽しむか、選びがいがあります。
デビューから6年目に入った現行モデルですが、細かな改良は日々“カイゼン”。デザイン・走り・装備いずれも古さを感じさせない、気持ちよく“いま買える定番”に仕上がっていると感じました。
(終わり)
(写真:小林 和久、トヨタ)
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