【そろそろフルモデルチェンジの噂も?】まだまだ現行も侮れない。熟成進む6年目のトヨタ「ハリアー」に改めて乗ってわかった“定番の強さ”
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 94
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 94
個人的な印象ですが、「ハリアー」はデビュー当初から“外さない良さ”を持ったクルマだと思っています。
初代ハリアーは、SUVがまだ一般化していなかった1997年に登場。高級クロスオーバーというジャンルを切り開き、ヒットさせました。
海外ではレクサス「RX」として販売され、それとほぼ同等の世界観を日本ではトヨタブランドで買える“お得感”も支持を後押ししました。
背景には、1994年に登場した初代「RAV4」の成功もあります。乗用車ベースのクロスオーバーを広く普及させたのはトヨタと言えるでしょう。
RAV4がヒットした当時、私は「車高の高い“街乗り中心”のクルマがここまで受け入れられるのか」と驚いた記憶があります。
そして2005年、2代目には「ハリアーハイブリッド」が追加(本稿ではハリアーの一バリエーションとして扱います)。フロントに3.3L V6+モーター、リアにもモーターを組み合わせたE-Fourで、システム合計272ps(200kW)を発生。
ハイブリッド=エコで大人しいという当時の常識を覆す、ドーンとした加速に“やってくれたな、トヨタ”と感じたものです。そんな話題に事欠かないハリアーですが、このあとさらに転機が訪れます。
(次のページに続く)
#ハリアー #トヨタ #一部改良 #PHEV #ナイトシェード #試乗
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