【クワガタvsカブトムシ】トヨタのタフ系SUV、新型「RAV4」と「ランドクルーザー250」を比較。街乗りor本格四駆どちらを選ぶ?
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 21
掲載 carview! 文:モンキープロダクション 21
6代目となる新型RAV4は、洗練された印象の「CORE(コア)」、アウトドアテイストを強調した「ADVENTURE(アドベンチャー)」、走行性能を高めた「GR SPORT」という3つのスタイルで、日本市場には2025年度中(2026年3月末まで)に導入するとされています。
エクステリアデザインはそれぞれのテーマに合わせて変わりますが、基本的には「Big Foot(大径タイヤを強調)」「Lift-up(高い走破性を想起)」「Utility(使いやすい荷室空間)」をテーマに、トヨタおなじみの“ハンマーヘッドデザイン”で仕上げられています。
全体的に現行型よりも無骨で、スタイリッシュながら、ランドクルーザー250に近いオフロードテイストを持ち合わせています。
インテリアは、インストルメントパネルの高さを約40mm下げることで視界を広げたほか、ディスプレイやシフトなどの各種機能を、島(アイランド)のように一体的に配置する「アイランド・アーキテクチャー」を採用。SUVとして車両感覚がつかみやすいデザインとなっているといいます。
そして、次世代型のソフトウェアプラットフォーム「Arene(アリーン)」を搭載。購入後もソフトウェアのアップデートが可能なSDV(Software-Defined Vehicle)になっているあたり、トヨタの大黒柱らしい力の入れようが伝わってきます。
SUVといっても、多くの人は街乗りが中心でしょう。そうした取り回しで気になるのがボディサイズです。
6代目となる新型RAV4のボディサイズは、全長4620mm×全幅1880mm×全高1680mm(アドベンチャーの場合)。好評を博してきた現行モデルとほぼ変わりなく、判明している数字だけを見ると、全長が20mm大きく、全幅が25mmワイドになり、全高が15mm低くなった程度です。
コンパクトではありませんが、SUVらしい大径タイヤとシャープなプロポーションによって存在感を持ちながらも、日本でも扱いやすいサイズといえるでしょう。
一方、ランクル250(ZX)のボディサイズは、全長4925mm×全幅1980mm×全高1935mm。最小回転半径は6.0mとなっていて、ほぼ2mの全幅も含めてやはり駐車や狭い路地での運転時にはかなり気を遣うでしょう。
ただし、それゆえに堂々たるプロポーションとなっていて、唯一無二の存在感が魅力です。
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