ホンダ クラリティPHEVは今出すべき高級セダンだったのか?
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:小林 俊樹
EVに限りなく近いPHEVを、5人乗り、512Lの十分なラゲッジルームの積載力と、高級セダンに準ずる上質なインテリアとしてパッケージすること自体は決して悪くないのだが、その先が欲しいというのが、クラリティPHEVに触れて率直に感じたことだ。もちろん、正解はひとつではないと思う。
本来ならFCVとPHEVとEVを1つのプラットフォームで効率よく作り分けるクラリティの「3in1コンセプト」にも拍手を送りたいところだが、これもあと1、2年早くEVまで含めて3つが商品になっていたら…と思ってしまう。
実質70kmほど走れる17kWhのバッテリーを搭載しているなら、屋根などにソーラー発電を搭載して、使用環境によってはプリウスPHVのように無充電無給油という夢の直接的エネルギー補給ゼロの世界を見せる手もあった。スマホのアプリを使ったコネクテッド技術も同時に出ているが、トヨタにも共通するが、これもテスラが数年も前から実装しているリモートでの施錠等の機能が、日本メーカーには国交省の認可問題があるとしても欲しくなる。
何にせよ人件費が高い日本において、10年、いや20年後でも競争力のあるジャパンパワー確立のためには、デザインや性能や機能や乗り味において、より質の高い商品を提供する必要がある。開発のスピードアップや柔軟性はもちろん、今までの価値観なども良い意味で壊していく姿勢が求められるだろう。それが今回、ホンダの最新次世代車、クラリティPHEVに触れて改めて感じたことだ。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
頑張れ日産! フェアレディZの2025年モデル発表、あわせて新規注文を再開!
もう待ちきれない! [新型GT-R]はなんと全個体電池+次世代モーターで1360馬力! 世界が驚く史上最強のBEVスポーツカーへ
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん?
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!