新型日産「リーフ」が生産削減で波乱の船出？ バッテリー供給遅延が影を落とす

日産 アリア

バッテリー供給の遅れが販売計画に影響

報道によると、新型リーフのバッテリーは車載電池メーカーのAESCグループから供給されていますが、当初想定よりも生産回復が遅れているとされます。この状況が続けば、在庫不足から販売初期の勢いが削がれる懸念もあります。

新型リーフは、日産の大型SUV「アリア」と同じCMF-EVプラットフォームを採用しています。

米国市場向けのエントリーモデルは52kWhのバッテリーを搭載し、最高出力177ps、最大トルク345Nmを発揮する前輪駆動の電気モーターを備えます。また、上位モデルとして75kWhバッテリーを搭載し、最高出力218ps、最大トルク355Nmを発生する高性能バージョンも用意される予定です。

米国仕様の75kWhバッテリー搭載モデルの航続距離は、WLTCモードで600km以上と発表されています。